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嫌い8 ページ8

私は、やっぱり夏になると思い出す。

私の周りで殺.されていく家族のこと、

冷たくなった体、

親戚の冷たい目、

暖かい君の手、

優しい笑顔。

どんなに悲しい事を思い出しても、
最後は君を思い出す。

君は私が泣くと、いつも私を抱きしめて、
落ち着かせてくれる。

そして、君は私の事を家族の命日には、一緒にお墓参りに行ってくれる。

君の家族はすごく暖かい人達だった。

天涯孤独の私を嫌わなかった。

そして、許してもらった。

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設定タグ:歌い手 , 志麻 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:涙兎 | 作成日時:2018年8月12日 12時

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