2 ページ3
「ぬわっ!?!?」
勢い良く助走をつけて飛び蹴りをかませば、巨体のリエーフでも流石に避けることが出来ずに尻もちをつく。
「いってえ〜……酷いですよ〜……」
『お前が悪い』
「えぇ〜…………」
『ほら、早く準備しろ』
とリエーフのケツを叩くと、「はーい」と間延びした返事が聞こえた。
ーー
『猛虎ナイスキー!!ラスト一本!!』
「ッシ!!」
ダンッダンッとボールが床に打ち付けられる音を聞いて時計に目をやると、もうとっくに部活が終わる時間だった。
『鉄朗さん、そろそろ終わりっす』
「ん……よし、今日はここまで!」
「うぃーす……」
「お疲れさまです!!」
「お疲れ〜」
『あざした!!』
腹減ったな〜なんて思いながら汗だくのTシャツをパタパタと動かして風を入れていく。
『あ"〜、疲れた……』
「……もう無理…」
タオルを首に掛けて今にも倒れそうな研磨と、その横でパックのジュースを飲みながら伸びをする走。
「今日の練習はきつかったですね!!」
『なぁ〜』
……帰りに衛輔さんに肉まん奢ってもらお。
306人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナノハナ - 面白い予感!!続き楽しみです!!応援してます! (3月29日 22時) (レス) @page3 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2024年3月29日 18時