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2話 ページ3

案の定、と言うべきか、右手側からゆっくりと歩を進めながらサンズが現れた…と思ったら画面外に消えていった。
「…どういうこと?」
画面から2歩でて、また消え、1歩でて、また消え。
そして再び1歩でたところで彼は言った。
『おまえ、ここから後ろだとおれが見えてないのか?』
「え?」
『不思議そうな顔をしてるな…なに、おれは人の気持ちを読むのが少し得意でね、』
少しいつものニヤッとした顔をしてから、再び真剣な顔付きで、
『おまえ、おれの声がきこえた時は驚いた顔をしていたのに、おれがここから前に出た瞬間、やっぱり、みたいな顔しなかったか?その後もそうだ。おれがここから前に出る度に表情が変わった。どういうことだ?』
とつづけた。
私の顔がどう反映されているのか全くわからないが、流石の読心術だ。カッコいい。
『まぁいい…。そんなことより、おまえは誰だ?どうしてここにいる?返答によっては、生きて返す訳には行かないな』
今に関してはサンズがカッコイイなんて言ってる場合ではない…とりあえず話を聞いてもらわないと…
「待って、違うの、サンズ、これはその…」
いや、私が言っても意味が無いんだ、落ち着け私と、思ったのも束の間、
『どうしておれの名前を知っている!?』
「どうして聞こえてるの!?」
私は余計にテンパった。
『あー…まぁ落ち着け。アンタが状況を全て把握出来てる訳でもなさそうなことはわかった。とりあえずアンタが知ってることを教えてくれないか?さっきも言ったように、オイラは読心術が得意なんだ、嘘はつかないことをおすすめするよ。』
いつもの話し方とフォントになったことに少しほっとした矢先、まだ疑いは晴れてないと釘を刺され、私は、
「はっ、はい…」
というしか無かった。

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素人【しろ】(プロフ) - ナナさん» 1コメありがとうございます!しろの外見の描写はプレイヤーとほぼ同じという設定上、今作品内では出さない予定ですが、イメージは焦茶のウルフカットで奥2重、ちょっとつり目気味の18歳くらいとなってます。描いて頂けたら幸いです!(小躍りして喜びます) (2021年10月4日 22時) (レス) id: 86a4c6faba (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - いちこめでっす!おもしろいでっす!更新頑張ってください!!!あと、できればしろのイメイラを描きたいなぁとか絵が下手なのに言ってるんすけど、どうでしょうか?まぁ飽きたら描くのやめるかもですが((((特徴とか書いてくださると嬉しいです!期待はしないでね! (2021年10月4日 15時) (レス) @page4 id: 7fe20af2a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:素人 | 作成日時:2021年10月3日 15時

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