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ウヌ「それはどうかは知らないけど、まぁこの仕事を選んだおかげでAさんと再会できたのなら、いい仕事を選んだと俺は思うよ」



JK「…ウヌ、俺はもうお前に怒ってないし、何ならこうやって隠さずちゃんと教えてくれたこと本当に感謝してる」



ウヌ「ならよかった。じゃあもう言い残すことはないよ、」




JK「だからさ…、どっか行くとかやめろよ」



そんなグクさんの言葉に、ウヌさんの目が少し大きくなる



JK「だってさ、別に俺はもう怒ってないしむしろ、ウヌみたいな人がいてくれないと嫌だっていうか、ってかこんだけ争っておいてお前だけ逃げるとかずるいし…」



ウヌ「グガ…」



『そ、そうですよ!バイトだって、ウヌさんのおかげで売り上げも伸び出ますし、もう一緒に働けないの、すごく寂しいです…』



ウヌ「Aさんまで…、」



ウヌさんが、ここから去ってしまうと、本当に、本当に会えない気がして、すごく悲しい




ウヌ「…でも、やっぱり、僕は行くよ」



『え、そんな』



ウヌ「そんな顔されたら、余計に行きたくなくなるから。ほら、二人とも笑って」



そんなのできる訳ない



だって、本当に今ここでお別れしたら…




JK「Aさん…、」



『そんなのできません…』



ウヌ「僕は、決めたことは必ずやるって決めてるんです。だから、そんな顔しないで。」



ウヌさんの素敵な部分が、こんな場面で出てくるなんて。



いやだよ、



グクさんを見れば、少し目がうるついているのがわかる




ウヌ「ほら、二人とも、!はい、僕とぎゅーして」



そんなことを言われ、ウヌさんは、グクさん、私、と丁寧に抱きしめた




ウヌ「よしッじゃあ俺は痛いデコピン食らったからこれでちゃんと離れられそうだ」




私たちの、止める言葉はもう聞かず、そんなことを呟くウヌさん



ウヌ「じゃあ、行くわ。おやすみ、」




ウヌ「バイバイ」





私たちに手を振って、ドアがやっと閉まる






ウヌさんの、最後の笑顔





今までたくさんの表情を見てきたけど




たくさんの感情が詰まっていた





…私ちゃんとあいさつできていたかな





相応しかったかな






正直実感がない






けれど、翌日、スマホを見れば






連絡先、バイトのグループも全部









消されていた。

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花酒(プロフ) - 慈雨さん» コメントありがとうございます!キュンとしていただけですごく嬉しいです!また他の作品でもお会いできることを願っています!! (2022年3月8日 9時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
慈雨 - 完結おめでとうございます!素敵なお話をありがとうございました(*^^*)キュンとしました!二人が幸せになってよかったです! (2022年3月8日 9時) (レス) id: 0183a2a79f (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - いちご★さん» いちごさんコメントありがとうございます!他の作品まで読んでいただき物凄く嬉しいです!面白いと言っていただけるとモチベがすごく上がります♪これからもお付き合いよろしくお願いします! (2022年2月23日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
いちご★ - 面白くて更新されるたびに見ています。花酒さんの小説ほとんどすべて読ませてもらっています。いつも面白くてキュンとするような作品本当にありがとうございます。 (2022年2月21日 12時) (レス) @page35 id: ce91c52d0a (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - 慈雨さん» 慈雨さんコメントありがといございます!一気に読んでくださってすごく嬉しいです泣これからも頑張りますので最後までお付き合いいただければ嬉しい限りです!! (2022年1月27日 1時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花酒 | 作成日時:2022年1月20日 13時

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