とあるARMYが可愛すぎた件について【JK】『続編2』

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お父さんからもお母さんからも、たくさんものを投げられて、たくさん影で泣いていた当時。



あんな辛かった記憶を何とか消そうと頑張った中学時代



たくさん耐えていた小学校時代が、今鮮明に一気に蘇る



痛い、



苦しい



辛い



逃げたい



助けて






そんな感情が一気に襲いかかって、涙が溢れ出てくる




JK「Aさんっ！落ち着いて、」



私をぎゅっと抱きしめるグクさんの声が遠く感じる




たくさんの思い出が蘇る中、




小さな「優しさ」が頭によぎる






．




学校帰り。


太ももが痛い


今朝新しくできたあざはいつもより酷くて、歩くとジンジンと痛む



冷やしたいけど、少しでも家に居たくなくて、寄り道をしていた時。



知らない人に、声をかけられた




「あの、これ」


私より、背の高い男の子


手には私の大事なストラップが握られていた



このウサギのストラップはパパとママが小さい頃買ってくれたストラップ。


これをつけていたら、いつか前のように戻れるんじゃないかってどこかで願ってたから、ずっとつけていた




『ありがとうございます』



誰かに親切にしてもらえたことが、すごく嬉しくて、本当に嬉しくて



たくさんの感謝を込めてありがとうを伝えた。



すると、嬉しそうな顔に私もペコリと頭を下げる



ふと目に止まる胸元が、見たことない文字。


顔は日本人っぽけど…外国の人かな？



何だか、ポケットから見たことある機械見せられたけど持ってなくて、ジェスチャーで手を横に振る



すると、綺麗なオネェさんが大きなカメラを取り出した



写真かな？



ストラップを拾ってくれた嬉しさに、私も隣の男の子に並んで笑顔を向ける



写真を撮ってすぐ、何かカメラから出てくる



すると、男の子は何かをそこに書いて私に渡してきた



見てみると、さっき撮ったばかりの映像と、裏には何か住所らしきものが書かれていた



でも、日本語じゃないから全くわからない…でも、電話番号っていうのだけはわかった



私が受け取ると、ありがとうと言ってくれた



『ありがとうございます。大事にします』



そう答え、私もランドセルから、自由帳を取り出し、適当に破って自分の住所と名前を書いた



あと、日本語はきっとわからないから自分の家の絵を書いたら喜んで受け取ってくれた

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