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ユジョン「あ〜〜〜ほんと久しぶりA〜!」
コンビニの前で私をこれでもかと抱き締めるユジョンちゃん
『わざわざここまで会いにきてくれてありがとうユジョンちゃん!』
ユジョン「ほんとに会いたかったの!電話だけじゃやっぱりダメだよぉ泣」
『ユジョンちゃん韓国ではゆっくり休めた?』
ユジョン「もちろん!それにやっぱり家族っていいなって思えたよ」
少し恥ずかしそうに髪の毛をくるくると触っている
…家族、
ユジョン「A、ありがとうね。」
『どうして?』
ユジョン「だって、私ずっと意地張っててパパにもママにもちゃんとお返しできてなかったから…、」
『それじゃあ恩返しできたね!よく頑張りました』
そう言いながら、ユジョンちゃんの頭を撫でれば、照れ臭そうにそういうの要らないって手を退けられてしまう
『えへへ、なんだか可愛くてつい、』
ユジョン「もう…、で、どうだった?」
『どうって何が、?』
ユジョン「んー!もう!グクだよ!グク!あんたの彼氏!」
とんでもなくでかい声に思わずユジョンちゃんの口を手で塞ぐ
『ちょ、声大きいってばっ!!バレたらどうするの!?』
はぁ…本当にこの人は油断できないな、
『…ここで話すのは、ちょっと怖いからお家でもいい?』
するとうんうん!って頷いてはニタニタしてる
.
ユジョン「あ〜この匂いこの匂いっっておいおいおいおーーい!」
部屋に入るや否や、私にそんな言葉を突きつける
『な、何?』
ユジョン「何?じゃなくて!この服はなんぞや!?しかもいつもの倍の食器たち…!!」
あっ…、家出る前に家事済ませてたんだっけ、
というか、久々なのにどうしてユジョンちゃんここまでわかるの!
『い、今からちゃんと説明します…、』
向かい合わせに座って、事情聴取が始まる
ユジョン「さて、君は昨日どこで、誰と、一体ナニを!!」
ナニってカタカナやめてユジョンちゃん!!
『うぅ、き、昨日、その、ユジョンちゃんと、電話してた時、グクさんが家にきて…』
ユジョン「ほうほう、ってその後だよ!その後!私が察して電話切ったんだよね〜ふふっ」
な、なんだか本当に事情聴取されてるみたい…
『え、えっとそれで、そ、その』
蘇る甘くてとろけるような口づけ
『っ、その、お家に上がってもらって、』
キスのことは言わずにいると、ほんとに?って細目で見られる
…もしかして刑事さんですか
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花酒(プロフ) - 慈雨さん» コメントありがとうございます!キュンとしていただけですごく嬉しいです!また他の作品でもお会いできることを願っています!! (2022年3月8日 9時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
慈雨 - 完結おめでとうございます!素敵なお話をありがとうございました(*^^*)キュンとしました!二人が幸せになってよかったです! (2022年3月8日 9時) (レス) id: 0183a2a79f (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - いちご★さん» いちごさんコメントありがとうございます!他の作品まで読んでいただき物凄く嬉しいです!面白いと言っていただけるとモチベがすごく上がります♪これからもお付き合いよろしくお願いします! (2022年2月23日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
いちご★ - 面白くて更新されるたびに見ています。花酒さんの小説ほとんどすべて読ませてもらっています。いつも面白くてキュンとするような作品本当にありがとうございます。 (2022年2月21日 12時) (レス) @page35 id: ce91c52d0a (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - 慈雨さん» 慈雨さんコメントありがといございます!一気に読んでくださってすごく嬉しいです泣これからも頑張りますので最後までお付き合いいただければ嬉しい限りです!! (2022年1月27日 1時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花酒 | 作成日時:2022年1月20日 13時