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段々と狐色になる魚たち
そして、醤油の香りが濃くなる煮物達の香り
JK「Aさんほんとに俺何もしなくてもいいんですか?」
『大丈夫です!怪我をされては困りますからッ』
JK「俺そんなに心配〜?」
『はい』
だって、料理してすぐ、味噌汁用の豆腐を水で洗おうとするし、包丁の持ち方もほんとに危なかったし…
JK「そんな即答しなくても…うぅ」
『だってほんとなんですもん』
JK「じゃあお皿担当はやらせてください!」
『それならお任せしちゃおうかな!』
そういうと、よしっと小さくガッツポーズして早速お皿を楽しそうに並べている
その間、料理の仕上げをしていると後ろからぎゅっと抱きしめられる
JK「お皿並べ終わったから、ぎゅーしにきました」
『な!、//』
JK「照れてるんですか…、?ふふかわいい、」
そう耳元で呟き、私の首を頭ですりすりしている
っ〜〜!、ほんとにグクさんはドキドキさせすぎ!!
『あ、危ないですよ!火傷しますから!』
JK「いやです、Aさんほんと良い匂いだもん」
もぉ〜〜、本当にグクさんはどこからこんな知識を学んでいるのだろうか
でも、本当にこのままだと危ないから…
『このまま抱きつくなら、ご飯抜きですよ?』
そういうと、パッとすぐ離れる
JK「それだけはっ!」
『だったら、お皿持ってきてください!入れていきますから!』
JK「はい!了解です!」
『ふふっ、なんだかお母さんと息子の会話みたい、あははっ』
JK「確かに…!でも、それはそれでアリかも!」
『…アリなの!?』
JK「あれれ?じゃあ奥さん?奥さん!!どう?」
『なっ!?ちょっと早すぎますよグクさん!』
JK「そうかな…?」
ダメだ、本当に
楽しい…!
.
JK「ふぅ、ご馳走様でした!最高に美味しかったです!」
す、すごい、ものすごい量を食べたグクさんに驚きがまだ隠せない
『喜んでもらえたならよかったです…』
JK「あれ、どうかしましたか?」
『え、あ、そのものすごく食べる方だとは思わなくて…』
JK「あぁいやその、最近食欲とかなくて全然食べれなかったんですけど、今日はすごく食欲が湧き出てつい」
『そうだったんですか!?てっきりあえて減量していたんだと…』
JK「まぁ確かに痩せれましたが、今日のこれでチャラです!へへっ」
なんだかこのまま一緒に食べていたら、太らせてしまうのではないか…
心配だな…
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花酒(プロフ) - 慈雨さん» コメントありがとうございます!キュンとしていただけですごく嬉しいです!また他の作品でもお会いできることを願っています!! (2022年3月8日 9時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
慈雨 - 完結おめでとうございます!素敵なお話をありがとうございました(*^^*)キュンとしました!二人が幸せになってよかったです! (2022年3月8日 9時) (レス) id: 0183a2a79f (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - いちご★さん» いちごさんコメントありがとうございます!他の作品まで読んでいただき物凄く嬉しいです!面白いと言っていただけるとモチベがすごく上がります♪これからもお付き合いよろしくお願いします! (2022年2月23日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
いちご★ - 面白くて更新されるたびに見ています。花酒さんの小説ほとんどすべて読ませてもらっています。いつも面白くてキュンとするような作品本当にありがとうございます。 (2022年2月21日 12時) (レス) @page35 id: ce91c52d0a (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - 慈雨さん» 慈雨さんコメントありがといございます!一気に読んでくださってすごく嬉しいです泣これからも頑張りますので最後までお付き合いいただければ嬉しい限りです!! (2022年1月27日 1時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花酒 | 作成日時:2022年1月20日 13時