その女、監視 ページ9
___
凄く可愛い服見つけた!
店員さんも凄く優しくて良い買い物が出来た!
___
そうtwitterで呟けば一瞬にしてリツイートやいいねが増えていく。
…これってさ、ある意味怖いよな。
だって何か監視されてる見たいじゃん?
ほら、まだ一分しか経ってないのに3000とかいってるよ。凄いね。
地下に着くと数々の店があり、ラーメンからマ○ク、す○家、サー○ィワンなど名店もいくつかある。
その中でも私はガス○のパスタを頼み、今は順番待ちで席に座っている。
私がスマホをいじっているとふと視線を感じた。
どうせまたそこらの男なんだろうと思い顔を上げずにいようとした。…が何故か顔を上げてしまい視線の元を探す。
すると10m程離れた席に座っているある男の人が此方を見ているのに気付く。
視線が合い、ばち、とでも音が鳴った気がした。
するとその人は顔を此方に向けたまま隣にいた少し気だるげそうな人を叩く。
そして、その人も顔を上げる。
視力が良い私の目には整った顔、イケメンに分類されるであろうその人の顔がくっきり写し出される。
そして当たり前のように視線が合わさる。
…なぜ、私は視線を外さないのだろう。
ふとそう思った。
別にあの人達に一目惚れした訳ではないが、なんとなく、視線を外してはいけない気がした。
_あれ、そういえばあの顔どこかで…
そう思ったとたん、机の上の順番待ちのアラームが鳴る。
と、同時に自然と視線が外れる。
振動し、大音量で鳴るアラームを手に取ると私は慌ててパスタを取りに席を立った。
まだ此方を見つめる視線は気にせず。
694人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白龍(プロフ) - 望月さん» な、なんですと…!?あ、ありがとうございます…!!はい、更新頑張ります! (2017年12月13日 23時) (レス) id: a7ad8e0925 (このIDを非表示/違反報告)
望月 - 最初から最後まで繰り返し何回も見てます!とっても面白いです!更新頑張って下さいっ!! (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8b4b4af29a (このIDを非表示/違反報告)
白龍(プロフ) - 愛渚さん» あぁ、なんかごめんなさい…((・д・ ))アワワ ありがとうございます!頑張ります! (2017年11月30日 21時) (レス) id: e87921af44 (このIDを非表示/違反報告)
愛渚 - パンケーキ食べたくなりました(´^` これからも頑張って下さいね更新待ってます (2017年11月30日 19時) (レス) id: 702834c284 (このIDを非表示/違反報告)
白龍(プロフ) - りなさん» あ…すみません、ご指摘ありがとうございます!すぐ直します! (2017年11月24日 21時) (レス) id: e87921af44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白龍 | 作成日時:2017年11月4日 1時