ねえ！ ページ24
ミツバ…、ホントは私と友達になりたかったのね？！
もしかしてあの「シラガブサイク」も一種の愛情表現？！
ミツバ、度が過ぎる愛情表現は嫌われるぞ…
『…うん！私はミツバと友達になりたい！』
「…ん、いいよ…」
とりあえず友達になる許可を貰ったのでん、と言って小指だけをミツバに差し出す。
「…は？」
『指切りげんまんだよ、げんまん。』
本来の意味とは違うかもしれないけれど、私は指切りげんまんをする時、ずっと友達だよ、みたいな意味を込めていつもしている。
この意味は多分伝わらないだろう。意味違うでしょ！？みたいな感じで拒否されないかな…
でも、何も言わずに私が小指を差し出した時と同じように小さく「ん、」と言って小指を差し出してくれた。
そのやり取りの一部始終を見ていたつかさくんが、俺もやるー！と言って、指切りげんまんは三本の小指を可愛らしくちょん、と付けるだけになってしまったが、これだけでも十分だ、と思い
『ゆびきーりげんまーんうそついたらはりせんぼんのーます、ゆびきった！』
と言う。
つかさくんは、
「嘘ついたらサー、ホントに針千本飲ませられんのかなー、
俺たちさ、もう友達だよネ？
だからさ、ミツバー。針千本飲ませてみるねー！」
そう言ってどこからが針千本を取り出すつかさくん。え、ちょッと待って。待って待って。
『え？つかさくん、はりせんぼんってその針千本じゃないでしょ？魚の方だよ、』
そう言いながら私はつかさくんが取りだした針を指差す。
いや、ホントに。ハリセンボンっていう魚じゃないの？
「僕も魚だと思ってた…っていうか魚じゃないの？？」
「エー、そうなの？
じゃあどっちも飲ませてみるね！」
「いやだめだめだめ！！可愛い僕にそんなのやめて！！」
『ハリセンボンはいいけど針千本はダメ！！』
私がつかさくんの右手、ミツバが左手を持って2人で止めようとする。
少し、いつもより楽しいかもしれない。
ミツバが来てよかったな、と思う。前より愉快になったし、何より楽しくなった。勿論、つかさくんと二人だけの時も楽しかったけどそれとは違う楽しさがある。
これからこういう日常が続いてくのか…！
心做しか、お腹の底からワクワクする感じがあった。
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袋(プロフ) - みなさんありがとうございます...、こんな時間にすみません、スマホが謎の充電不足で話の更新速度がさらに遅くなってしまいました。もう今は充電100%なので更新出来なかった分、じゃんじゃんしていこうと思います！二日更新出来なくて本当に申し訳ありませんでした！！ (2020年4月2日 3時) (
レス) id: cba4d651fe (このIDを非表示/違反報告)
袋(プロフ) - とぅんさん» わああ、ありがとうございます！大丈夫です、語彙力ないって言ってる人私以外大体あるんで！こちら確かにファイト受け取りました！これからも頑張ります、今後ともよろしくお願いします！ (2020年3月29日 1時) (レス) id: cba4d651fe (このIDを非表示/違反報告)
とぅん - 夢主ちゃん可愛い(*´ч`*)つかさくんまじ可愛い！なんか私語彙力無さすぎで申し訳ない…これからもファイトです！ (2020年3月28日 12時) (レス) id: b36aa1bbaf (このIDを非表示/違反報告)
袋(プロフ) - cueeeさん» アッ、ありがとうございます (2020年3月22日 18時) (レス) id: cba4d651fe (このIDを非表示/違反報告)
cueee(プロフ) - アッ、最高です (2020年3月22日 2時) (レス) id: 874bdf9d94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：袋 | 作成日時：2020年3月15日 14時
