今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:20,074 hit
小｜中｜大
▼ジュウイチ 切島side ページ12
・
聞いてしまった。
たまたま通りかかった時に泣いていた彼女が
心配で声を掛けた。あの時と同じ場所。
柊「一目惚れした人を探してるの」
なんとなく俺の心は複雑だった。
正直にいえば、嬉しかった。
でも彼女が好きなのは前の俺だ。
今の俺を好きになって貰えるかなんて分からないし
むしろ俺は今嫌われてると思う。
言い出せる訳なかった。
あの時お前を助けたのは俺なんだ
なんて。
同じ気持ちだなんて思ってもいなかった。
死ぬ程嬉しいのに、同時に虚しい。
あの好意は"俺"には向いていないから。
家まで送ろうとしたら断られてしまった。
彼女はさっさと歩いて行ってしまう。
「漢らしくねえ...」
そんな言葉を一人零した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜井なお - 面白い！ (2022年8月9日 22時) (
レス) @page18 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
舞遊(プロフ) - けいさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年10月21日 17時) (レス) id: 106fd4b2c6 (このIDを非表示/違反報告)
けい - 続きが気になる…！！切島は分かってるのに……っていうもどかしい感じいい！更新頑張ってください！ (2018年10月17日 0時) (レス) id: 0d0916fec7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：舞遊 | 作成日時：2018年10月15日 19時
