「クロロさん、何か一言どうぞ」ク「今度俺の読書を邪魔したら怒るからな？」「わーお、怖いですね！」 ページ18
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「まぁまぁ、そんな不機嫌を具現化したような顔しないでくださいよ」
そんなに1人の時間が大切なんでしょうか、クロロさんは私のことを睨みながら読んでいた本を閉じて、コーヒーを口に運ぶ。
「1人でenjoyしてるところを邪魔してすみません、悪いとは思ってるんですよ？」
そう、今の私の心情を一言で言うなら“反省はしている、だが後悔はしていない！”って感じなのです。
「それよりも俺の意思をそっちのけで話を進めるお前に対して怒っているんだ」
先程までの不機嫌な顔は消えたものの、呆れたような顔で見られる。
「ダメですか？」
いいじゃないですか、暇だったんですもん、あなたが拒否したら可愛い可愛い他の団員さんが犠牲になるんですよ？団員さんのためだと思って我慢してくださいよ。………いや、他の団員さんにも同じことするんですけどね？
「あとで耳を触らせろ、それで勘弁してやる」
「そんなことで良いんですか？もちろん大丈夫です。耳ぐらいいくらでも触ってくださいよ」
「そうか、動物と戯れる機会なんてないからな、少し興味があったんだ」
へー、変なこと言うんだな……と思いつつも、なにわともあれこれで私が暇をしなくて済むのだから結果オーライです。
「で、俺は何をすれば良いんだ？」
「あ、そうですそうです！サイン書いてくださいよ！その下に私が適当に特徴を書き綴るので」
本当は魚拓のように手形を残して欲しいのだけど、このメモ帳では小さすぎるし、きっと賞金首の皆さんはそういうのを嫌がるだろう、そう思っての気の利いた措置なのです。
「サイン？普通に名前を書くだけで良いのか？それとも芸能人のサインのようなものを言ってるのか？」
「どっちでも良いですよ、はい、メモ帳です」
メモ帳を持って暫く考えていたクロロさんは、徐ろに字を書き始めた。
「こんなとこか？」
丁寧にメモ帳を閉じて差し出してくるクロロさん、なんとなく自慢げな顔をしてらっしゃる。
「有り難うございます」
「Aー！」
さーて、ここからうざったいぐらい尋問するぞー！と思ったのだが、どうやらマチさんが呼んでいる。
「呼ばれてしまいました。ではまた邪魔しにきますね」
「もう来なくて良いぞ」
酷いことを言うクロロさんに一礼して、マチさんの元へ向かった。
「2人目はマチさんです！」マ「相変わらずテンション高いね」→←「幻影旅団観察日記！記念すべき1人目はクロロさんです！」ク「……嫌なんだが……」
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亡霊(プロフ) - 帰ってきました！ありがとうございます。 (2018年3月22日 10時) (
レス) id: 2907f9e25f (このIDを非表示/違反報告)
草摩ソラ(プロフ) - おかえりなさい！！合格おめでとうございます！！ (2018年3月22日 1時) (レス) id: 6990e10e49 (このIDを非表示/違反報告)
亡霊(プロフ) - たくさんの応援コメントありがとうございました。続編もよろしくお願いします。 (2018年3月21日 16時) (レス) id: 2907f9e25f (このIDを非表示/違反報告)
ラノ(カラ松ガ〜ル) - 受験頑張ってください！受かるよう祈っております!!あと続編ありがとうございます♪この小説好きです!! (2018年1月12日 16時) (レス) id: dcb510a2f6 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - ぞ、続編だとぉ！！！！ありがとうございます！！！！！！∩(´∀｀∩) ﾜｯｼｮｰｲ ﾜｯｼ ∩( ´∀｀ )∩ ｮｰｲ ﾜｯｼｮｰｲ (∩´∀｀)∩受験ファイトです！ (2017年10月31日 5時) (レス) id: 0471dee109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亡霊 | 作成日時：2017年8月17日 12時
