絶滅危惧種系男子。（黒） (ページ22)

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二十二戦目ページ22

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貴『うわっ、ちょ、よ、横山！？』

横山『…ごめん、』

貴『…え？』

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横山『今、顔赤すぎて見せられへん。』

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…そんなこと言ってもね。

わかってるんだよ、？私。

貴方の鼓動が早いこと。

だって、貴方が自分から抱きしめちゃったからね。

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横山『…付き合って、もらえますか、』

貴『この状態で言う？』

横山『恥ずかしくて顔見せられへんねんもん』

貴『はいはい。

ぜひ、お願いします。』

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シャイで

まともにかっこつけられなくて。

そんな男の人、

この世に少ししかいないよ。

あ、あれだね。

絶滅危惧種。

絶滅寸前の照れ屋野郎。

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横山『よしっ、保健室いこ。』

貴『あら。手つなぐなんて大胆ね』

横山『もーうっさい

ほらっ、はよっ！』

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そんなあなたが好きだけどね。

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ふぃん。