絶滅危惧種系男子。（黒） (ページ11)

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十一戦目ページ11

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貴『…な、なんでって言われてもなぁ…』

横山『なんなん？俺のこと嫌いなん？』

貴『いや、逆。』

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横山『…え！？』

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…

や、やってしまった

勢いで言ってしまった。

横山さんはいきなりそんなことを言われて、

プチパニック状態。

…顔真っ赤。

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横山『なっ、なっ、なんて言うた？』

貴『んー？横山は嫌いじゃないって言っただけじゃん』

横山『ちゃ、ちゃうやん！

…ぎゃ、逆、的なこと言うたやん！』

貴『あー、うん。好きだよ』

横山『うわああ！！、』

貴『わー』

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顔を真っ赤にして通学路を全速力で走り抜ける横山氏。

いや、置いていくなよ。

追いかけてきてそうそう、置いていくんすか、

お母ちゃんさみしーよー。

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村上『朝っぱらからうるさいのぉ。』

貴『うわびっくりした！』

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まさかの背後から、

朝の日差しが降り注ぐ村上さん登場。

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