おまけぇ ページ28
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貴『ついてこないで。』
錦戸『…お前がやろ。』
貴『どこが。』
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帰り道。
あの日むすばれた帰り道。
またケンカして歩く帰り道。
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貴『…なんでいっつもケンカしちゃうんだろうね。』
錦戸『…幼馴染の期間が長かったからとちゃうん。』
貴『付き合ってるように思えないよね。笑』
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のんきに、ははっと笑ってたら
急に繋がれる右手。
隣には、さりげなく車道側を歩くオオカミ。
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貴『ど、どうしたの急に、//』
錦戸『…恋人っぽくなかったら、なればええやん。』
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涼しい顔で歩くオオカミとは違って
すんごく照れてる私。
なんでそんな普通にできるんだこいつは。
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貴『…あ、そっか。』
錦戸『あ?なに。』
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貴『あんたは、女の子慣れしてるからそういうことが出来るんだね。』
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錦戸『…』
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好きな人だったら、ドキドキするんじゃないの?
だったら。
私も、その女の子たちと同じなのかな。
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作者名:流空 | 作成日時:2014年4月23日 20時