なみだぼくろとオオカミ。（黄）Part２ (ページ17)

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大倉『え、ちょまって。俺だけ時代遅れやん。』

渋谷『A』

大倉『無視？』

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いつのまにか、

山田さんから、Aに変わってる。

先輩の目には、私がうつってる。

なにを言うのか、

怖い。

やめてください。言わないでください。

そんな言葉も出ないで。

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渋谷『ヤスは、もうお前のこと許してるで。』

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と、静かに言われた。

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そっか。

もう私は自由なんだ。

あの、ひどかった過去はもう捨ててもいいんだ。

じゃあ捨てちゃおう。

…

そんなことが出来たらな。

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錦戸『A。いこ。』

貴『…わっ、』

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突然、

久しぶりに名前を呼ばれて、

右手を握られて、

廊下を歩く。

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あれ、こんなに背高かったっけ？

…

…今思えば、

コイツは女ったらしのくせに。

こいつは、

…なんでこいつは。

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…いつも私のそばにいてくれるんだろう。

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すいません！

テスト終わったんで、更新再開します！！

遅れてすいません汗

見捨てないでください。←

流空