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「わたし、人を好きになるって、知らなかった。今までそんな気持ちを知りたくもなかった。
でも…照の…照の事が好きだよ。今ならハッキリ言えるよ」
Aははじめて聞くような優しい声で俺に話し掛ける。
顔を上げる。お前はいつの間にそんな優しい顔をするようになったんだ？
アイッとは違う。なにもかも。見た目も中身も全て。
「ずっと知らねぇ所で苦しんで一人で居なくなった。
アイツは俺が思っていたよりもずっと弱かった。」
俺はもう無理だと思った。ずっと弱い自分を見せたらおしまいだと思っていたけれど。無理だ。
Aは俺を抱き締めた。
「俺はお前の事を好きになっていいのか？」
Aに聞く。それと同時に今アイツにも聞く。答えはかえってこない。
「お前は俺から離れないでくれ」
「うん、ここに居る」
どうか、幸せになりたい俺を許してくれ。
END
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いゆ。(プロフ) - いつも読ませていただいてます！Twitterもなくなってて作品なども消してしまうということでしょうか？とぅーかさんの作品すごく大好きなので残してほしいです(T . T) (2020年6月6日 23時) (
レス) id: 445ed91cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぅーか
| 作成日時：2020年5月20日 21時
