39 ページ40
.
ソファに座り無言が続く
何から話せばいいのかわからない
頭の中で焦りと不安でいっぱいになる
『あ、あの、』
そう、僕がやっと喋り出そうとすると、社長が声をかぶせてきた
社長「君たちが、どういう関係かは俺にはわからない。それに自由にさせてしまった俺の責任でもある。」
『…』
社長「メンバーがAくんに対してどう思うかも自由だ。しかし、それを表に出すのは、それなりの覚悟が必要なことぐらいはわかってるよな?」
『も、もちろんです…。申し訳ありません…、』
情けない言葉しか出ない自分の脳みそに嫌気がさしてくる
社長「こんなことは言いたくなかったが、…、」
社長は少し言葉を詰まらせて咳払いをする
その次の出てくる言葉が僕の予想を的中しないでほしい。そう願う
社長「しばらくは、メンバーと離れてくれ。代わりの仕事は見つけてやる。」
僕の予想は、虚しくも的中してしまった
社長「騒ぎが落ち着いたら、もう一度こっちで相談する。それまではあいつらに関わらないでくれ。」
いやだ…
あいつらと離れるなんて、俺が無理。
今までしてくれてばっかりでお返しすら出来てないのに。
俺がもっと注意してれば、もっとカメラを気にしていれば
こんな事にはならなかったのに。
社長「とにかく、理解はしてほしい。俺が一緒に住ました責任も、お前をマネージャーにしたのが、間違いだった、すまなかった。」
違う、
そんなこと言うな、お願いだから。
悪いのは俺だけなんだ。
社長にも迷惑をかけ、メンバーにも、それ以外の人にも
俺のせいで…
『僕の責任です。社長が謝るのはやめてください。』
『次の新しい仕事の件は理解しました。また連絡待ってます。』
俺はもう一度社長に頭を下げ、逃げるように部屋を出た
それと同時に涙が出た
なんの涙かははっきりしている
メンバーに会えないことが、悔しいんだ。
.
俺は気を引き締め、駐車場に向かう
すると、見慣れない車から数人見覚えのある男たちが降りていた
…!!
その人たちは紛れもなく、メンバーたちだった
見たらまた涙が出てしまう、
俺はバレないように顔を背けた
TH「…!あっ、あれ、Aヒョンじゃない!?」
やばい、テヒョンにバレてしまった…
525人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花酒(プロフ) - こはねさん» 楽しみにしてくださっていた様でしたら本当に申し訳ないです…。この作品を読んでくださって本当に本当にありがとうございます。 (2022年8月19日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
こはね - 全然大丈夫ですよ!逆に削除されてたから「なら仕方ないか〜」って吹っ切れたので!謝らないで下さいm(_ _)m (2022年8月19日 0時) (レス) @page2 id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - こはねさん» こはね様、コメントありがとうございます。諸事情により、こちらのxxxver.を削除させていただいております。ご迷惑をお掛けしております。申し訳ございません。 (2022年8月18日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
こはね - 削除してたんですね、ちゃんと読んでませんでした!すいません! (2022年8月18日 22時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
こはね - すいません、間違えて「?」をつけてしまい生意気な感じになってしまいました。 (2022年8月18日 21時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花酒 | 作成日時:2021年5月30日 23時