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徐々に洗い物が溜まっていくシンク


周りの様子をみればもう俺の手は入らなさそうだったから一人端で食器を洗う



TH「Aヒョンっ!これどう…ってあれ、」



TH「Aヒョンっここで何してるんですか?みんなのお手伝いしないんですか?」


俺の真横に来て顔を伺うテヒョン


『いや、そういうわけじゃないけど、あまりにも洗い物が多いから洗ってるんだ』


TH「そんなのいいのに!」


『それにいま洗った方がみんなもスタッフさんも早く帰れるだろ?』


そんなことを話しながら俺は黙々と洗う


『痛っ、!』


つい、包丁で指を切ってしまった


TH「大丈夫っ!?」



人差し指からは血がだんだん滲み出てくる


『こ、これぐらい平気…』


TH「ちゅっ、」


『ちょ、何してっ』


血が出ていた指にテヒョンが吸い付いてきた


カメラがこんなにもある前で、こんなこと…


『テヒョン、離せ、』


そういうとさらに強く吸って、またちゅっと音を鳴らした


『こんなことしなくても大丈夫だからっ、それにカメラに写ってるかもしれないし、こういうのは家だけにしろ、』


TH「だって、だって痛そうだったし、水で洗い流すよりこうしたほうがすぐ血が止まるって聞いたことあったから…」


『でも、今はカメラの前だ、ありがたいけど少しは周りも気にしろ』


俺のきつい口調にがっつり怯んでしまったテヒョン


助けてくれたのは嬉しいが、公の場でこういうのは俺と本人が許しても世間ではどう見られるはわからない。


当然許してはくれないだろう。


TH「もうしないよ、ごめんね、Aヒョン」


しょんぼりしながら、メンバーに抱きついてるテヒョン


テヒョンのためだ、仕方がない。



なんとか最後まで撮影をやり遂げ俺は最後の感想を述べ、収録は無事終わりを迎えた




家に帰って一人指の手当てをする



JN「や〜どうしたんだっその指、」


『あぁ、ちょっと切っただけだよ』

TH「ちょっとじゃないよ!いっぱい血出てたじゃん!」


JK「テヒョニヒョン側にいたんですか?」


『あぁすぐ隣で俺が切っちゃったんだ、でもテヒョンがすぐに止めてくれたからよかったよ』


TH「でも、もうあの止め方はしないって約束しますね」


NJ「なんだ、変な血の止め方でもしたのか?」


『いや、う〜ん、なんというか』


TH「僕が血を吸ったんだ、そしたら早く止まるって、」

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花酒(プロフ) - こはねさん» 楽しみにしてくださっていた様でしたら本当に申し訳ないです…。この作品を読んでくださって本当に本当にありがとうございます。 (2022年8月19日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
こはね - 全然大丈夫ですよ!逆に削除されてたから「なら仕方ないか〜」って吹っ切れたので!謝らないで下さいm(_ _)m (2022年8月19日 0時) (レス) @page2 id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
花酒(プロフ) - こはねさん» こはね様、コメントありがとうございます。諸事情により、こちらのxxxver.を削除させていただいております。ご迷惑をお掛けしております。申し訳ございません。 (2022年8月18日 23時) (レス) id: 0e0a2754ec (このIDを非表示/違反報告)
こはね - 削除してたんですね、ちゃんと読んでませんでした!すいません! (2022年8月18日 22時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
こはね - すいません、間違えて「?」をつけてしまい生意気な感じになってしまいました。 (2022年8月18日 21時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花酒 | 作成日時:2021年5月30日 23時

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