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『嘘でしょ…？まさかそんなッ、』
頭が混乱して上手く言葉が出てこない
でもだんだんと状況を理解して怒りが溢れてくる
『無惨！！！お前のせいでお館様がッ！！！！
どうしてくれるって言うのよ？！！！』
目から大量の涙が溢れ出し、膝から崩れ落ちる
｢Aッッ｣
隣で無一郎くんがとてつもなく辛そうな顔をしつつも私を抱きしめてくれた
｢この仇は僕たちが必ずとろう｣
必死に涙を堪えながらそう言ってくれる彼に少し救われたような気がした
『無一郎くんッ、。うん。絶対に無惨を滅殺するわ』
私達とお館様、他のみんなの幸せを壊したこと、罪のない人達を犠牲にしたこと。絶対に許さないから。
背中に刻まれた‘滅’の文字がより一層重くなったように感じた
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作者名：みーく | 作成日時：2023年10月31日 19時
