110.懐かしい兄 ページ18
ド「…何故海賊のお前がそいつらを庇う?お前にメリットはねぇ筈だが…。」
A「確かにな。だが、お前に話す事でもねぇよ。諸事情でな。」
海「ぜ、絶望の暗殺者…!!?じゃ、じゃぁ、本物のヴェルゴ中将は…!?」
海「ちきしょうっ!!いつの間に入れ替わりやがった!!本物のヴェルゴ中将は何処にいる!!」
涙を零し、俺の姿をした糸人形に向かって発砲するG-5達。
糸人形は銃弾が当たるとはらはらと崩れ去った。
A「…まだ分んねぇのかよ。アンタらを襲ったのが本物。その本物も、ローに倒され今はいないがな。…悪ぃスモーカー。結局バレちまった。」
ス「…。」
ド「フフフッ…!!情でも移ったのか!?…まァどっちにしろ、皆殺しには違いねぇ…!!」
ドフラミンゴが指を振り下ろそうとした瞬間、ドフラミンゴの後ろから聞きなれた懐かしい声が聞こえた。
ク「あらら…ちょっとごめんな兄ちゃん。そこどいてくれるか。友達と大事な家族なんだよ。」
A「よう、クザン兄ぃ。」
ド「…。…お前ら二人と戦うには分が悪ぃな…。だが、お前等の口を塞げねぇんなら俺も取るべき行動を変えよう!!―一つ教えてくれるか。」
ク「!」
ド「お前今…!!何者なんだ!!!クザン!!!良い評判は聞かねぇぞ。」
ドフラミンゴの質問には答えず、クザン兄は俺に話しかける。
ク「久しぶりだねぇ、Aちゃん。…頂上戦争以来かァ?」
A「あー、喧嘩したままだったなぁ…。昔から兄ぃは心配性だったから…。」
ク「そりゃぁな。可愛い家族を失いたくはねぇだろ。久しぶりにその顔、見せてくれねぇの?」
A「…まァ、別に構わねぇけどよ…。…って、うぉっ…!!」
俺が仮面を外したと同時に、クザン兄はいきなり抱き付いて来た。
ク「あー、可愛いわ、ホント。海軍辞めてよかったかも。」
A「おい。お前元部下の前でよくもそんな堂々と…。つーか離せ。寒い。」
ク「あー、悪ぃ。離せそうにねぇわ。つーか久しぶりだなぁスモーカー。」
俺に抱き付いたままスモーカーに挨拶するクザン兄。
正直、氷の兄ぃに抱き付かれても寒いだけだ。
ス「何しに此処へ…?」
ク「…お前等の顔見によ。」
A「…兄ぃ、何で此処に俺達がいる事を知ってたんだ?俺達が此処にいる事は、シーザーの実験を見ていた「闇」のブローカー達位しか知らねぇ筈だが。」
俺がそう言うと、抱きしめていた手の力が緩んだ。
ク「…。」
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ロー様大好き - 分んねぇじゃなくて、分かんねぇじゃね？ (2017年3月12日 18時) (
レス) id: 2288a0f58b (このIDを非表示/違反報告)
元祖饅頭(プロフ) - 竹半loveさん» 分かります(*´▽｀*) (2015年11月14日 20時) (レス) id: f80566ab05 (このIDを非表示/違反報告)
竹半love(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます(´∇｀)ロー様、イケメンですよね。(*´∀｀) (2014年9月9日 21時) (レス) id: ede37c7eae (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ローが大好きなので楽しく読めましたよ!更新応援しています (2014年9月9日 21時) (レス) id: 35446419a5 (このIDを非表示/違反報告)
竹半love(プロフ) - けいおんさん» はじめまして。(*´∀｀)ありがとうございます(´∇｀)頑張ります。 (2014年9月9日 21時) (レス) id: ede37c7eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竹半love | 作成日時：2014年7月15日 23時
