109.襲来 ページ17
ス「ロー、まさか俺が海賊のお前との約束を守るとは思っちゃいまい…。本気で口止めしたきゃ俺を消せる場面は何度もあった…。“麦わら”を利用して何を始める気だ。」
ロ「利用ね…。どっちがされてんのか…。」
スープを飲みながら、二人は会話をする。スモーカーは海賊に借りを作らない主義で、率直な疑問をローに尋ねた。
ローは暫く無言のままでいたが、口を開き、スープを飲み乾した。
ロ「お前を生かした事に意味なんかねぇよ…白猟屋。」
ス「…。」
ロ「―ところで俺は…“グリーンビット”へ向かうつもりだが…―さて、“麦わら屋の一味”は俺の手に負えるかどうか…!!」
そう言って立ち上がると、スープの入っていた器を投げ捨てた。
A「ロー、良いのか?」
ロ「…。」
ローは何も言わずに、捕えた敵の元に歩いて行った。
暫くして宴も終わり、出航の準備が整う。
子供達も全員タンカーに乗り込み、無事に出航できそうだ。
ロ「…お前はどうするんだ。」
A「後で追いつく。ビブルカードを貰えれば、直ぐに追いつけるからな。」
ロ「…。…必ずだ。俺の元に戻って来い。…命令だ。」
A「アイアイキャプテン。」
心配するローに軽くキスをして、ビブルカードを受け取った。
そしてまた、ヴェルゴになって海軍側に戻る。
どうやらG-5は、麦わらの一味の優しさに触れ、別れが名残惜しいようだ。
そして、ローを乗せた麦わらの一味の船は子供達を乗せたタンカーの出航を見送り、出航した。
その後島に残ったのは俺とG-5、首なしの敵二人だった。
一部の海兵は、ガスにやられた仲間達を助けに、防護服を纏って研究所内に入って行った。
ヴ(A「…!…来る…。」
ス「…?」
突如大きな気配を感じ、俺はゆっくりと身を隠した。
すると、空から首が飛んできて、その後ドフラミンゴが舞い降りた。
ドフラミンゴは覇王色を使ってG-5を気絶させ、能力で彼等を傷付けた。
どうやらロー達の行方を捜しているらしい。
その怒りの矛先は、スモーカへと移る。
俺は糸人形を作ってスモーカーの前に向かわせた。
ド「…!!?…ヴェルゴ…?何故お前…、生きてる?」
ヴ(A「…生きていては悪いかね?俺の部下だ。手荒な真似は止してくれるか、「ドフィ」。」
ド「…ヴェルゴ…じゃぁねぇなお前…。こんなマネ出来るのは一人しかいねぇ…!!
―“絶望の暗殺者”A・ディセスポア…!!!!」
ヴ(A「…。」
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ロー様大好き - 分んねぇじゃなくて、分かんねぇじゃね？ (2017年3月12日 18時) (
レス) id: 2288a0f58b (このIDを非表示/違反報告)
元祖饅頭(プロフ) - 竹半loveさん» 分かります(*´▽｀*) (2015年11月14日 20時) (レス) id: f80566ab05 (このIDを非表示/違反報告)
竹半love(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます(´∇｀)ロー様、イケメンですよね。(*´∀｀) (2014年9月9日 21時) (レス) id: ede37c7eae (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ローが大好きなので楽しく読めましたよ!更新応援しています (2014年9月9日 21時) (レス) id: 35446419a5 (このIDを非表示/違反報告)
竹半love(プロフ) - けいおんさん» はじめまして。(*´∀｀)ありがとうございます(´∇｀)頑張ります。 (2014年9月9日 21時) (レス) id: ede37c7eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竹半love | 作成日時：2014年7月15日 23時
