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ーAsideー
保健室で包帯を変えていると、突然ドアが開かれた。
「わっ！？…何、あんたいたのね」
イリーナ先生は気まずそうに目をそらした。
『はい。包帯変えてたので』
「…そう」
『イリーナ先生はどうしてここに？』
「な、なんとなくよ」
『サボりですか？』
「……」
サボりだな。
『先生がサボりってどうなんですか？』
意地悪げに聞いてみると、イリーナ先生は顔を赤らめて抗議した。
「仕方ないじゃない！私だって毎日徹夜で頑張ってるのよ！？」
『烏間先生に見つかったら怒られますよ』
「あいつは来ないわ。何度かここで寝ていたことがあるけど一度もばれなかったもの」
何度かあるのか。だめな先生だ。
ん？元々は殺し屋だっけ？あれ？今も殺し屋？
『烏間先生自ら来ないなら私が呼んできますけど』
「やめなさいよっ！！」
『はぁ、そんなにサボりたいならサボってどうぞ。私の中で
「っ……わかったわよ。今日はやめておくわ」
へぇ、意外。「あんたの中での株価なんてどうでもいいわ」とか言われると思った。
『今日だけじゃなくてこれからずっとしないでください』
「私を殺す気！？」
先生の嘆きは無視して包帯を片付ける。
「ていうか、あんたたち生徒だってサボってるじゃない！特に業！！」
『せんせ？サボりは生徒の特権ですよ』
にっこり笑ってドアを閉めた。
業ってサボるんだ。あ、そういえば、E組に初めて来たとき……
___「はぁ、あんたが男だったら完璧殴り合い」
「業くん、どこ行くの？」
「
あれサボりだったのかな。裏山か。
『ふふ、』
今度連れて行ってもらお。
ー
放課後みんなは烏間を探していた。
今日のイトナを見て、やはり自分たちの手でタコ先生を殺したいと思ったみたいだ。
烏間に今の意思を伝えると、どこか嬉しそうに頷いてくれた。
そしてやる気のある奴は放課後追加訓練を行う。と言った。
私は面倒だったしこの傷では無理だと判断して、
真面目に訓練に取り組むみんなに背を向けて帰宅した。
ー
怪我してるのがバレたら面倒だなと思い、こっそりと上に上がる。
バイト中のお姉ちゃんや金木さんに気付かれずきを抜いていたのが間違いだった。
「お帰りなさい！Aお姉……え？それ、どうしたの…？」
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mh - いつもクオリティの高いお話をありがとうございます！応援しています‼ (2022年2月23日 1時) (
レス) id: 6608c57345 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます！更新ペース上げられるよう頑張りますね！！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - うぉー！なんか続きがめっちゃくちゃ楽しみっす！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年4月20日 13時) (レス) id: b0af308e1c (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 名倉さん» ありがとうございます！！よかったです！倒れない程度に頑張ります！！ (2019年4月3日 1時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
名倉 - 第5弾おめでとうございます！ すごく面白かったです（＾_＾） 更新、無理しない程度に頑張ってください！ (2019年4月2日 23時) (レス) id: 4b077ed0aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年3月24日 23時
