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ーAsideー
「実は先生、昨日のアレ…見てたんです」
『昨日の…』
ああ。あの橋の下での…やつか。
『声、かけてくださればよかったのに』
「かけられないでしょう」
ですよね。
「東雲さんは、喰種ですね」
『……はい』
尋問されてる気分。
「そうならそうと最初から言ってくれていれば…」
『ごめんなさい。でも先生。私、普通の人間として生きてみたかったんです』
「…なるほど」
『私もう学校にいられませんか？』
「いいえ。たとえ貴女が喰種であろうと、貴女は私の大切な生徒に変わりはありません。
それに先生も超生物なので人間では無いことに関しては何も言えませんしね」
タコ先生の表情はピクリとも変わらない。
正○丸のような小さな瞳。三日月型の口。
『先生…もし私がクラスメイトの誰かに手を出したら、その時は私を殺してください』
「それはできません」
肩に触手が置かれる。
「安心してください。私はその”もしも”が起こらないようにいるのですから」
『信用してもいいんですか？』
「もちろんです。信用してもらわないと困ります」
タコ先生の口は相変わらず三日月型だったけど、真剣だということはよくわかる。
『わかりました。信用します。ただ、私をそこら辺の雑魚喰種と一緒にしないほうがいいですよ』
「ヌルフフフ。心得ておきます」
あまり深く追求して欲しくない。
と言うと、「あくまで私は”先生”なのでご安心ください」と言われたが、
先生が生徒の部屋に無断で入るあたりからその言葉は信用できないなと思った。
「ではそろそろ行きますね。本当のことを言っていただけて先生とても嬉しかったです。
しっかりと休んで明日に備えてくださいね」
『はい』
おやすみなさい、殺せんせー。
ー
翌朝、1日ぶりに軽くなった体をうまく操れず思わず転倒する。
久しぶりに一緒に登校していたお姉ちゃんが隣で腹を抱えて笑った。
私は何事もなかったかのように立ち上がり、軽くスカートを払う。
そして何気ない顔をして「何笑ってるの？」と問いかければ、
お姉ちゃんはさらに声を大にして笑いだす。
「それは反則だろ！！ww」
今のは流石に態とらしすぎたかな。
「はーぁ。久しぶりにこんなに笑ったわ。学校行ったら依子に話そ」
『え！？やめてよ！依子さんの中で私は可愛い妹キャラなんだから！』
「んなことねぇと思うけど」
なんですって…？
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eye(プロフ) - よつぎさん» ありがとうございます！ウタさんいいですよね！！頑張ります！ (2019年3月24日 0時) (
レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
よつぎ(プロフ) - とっても面白いです！！私ウタさん大好きなので本当にはまっちゃいました！これからも更新楽しみに待っています！！頑張って下さい！！ (2019年3月23日 21時) (レス) id: 1767016ec7 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - みっこさん» ああありがとうございます！！！嬉しい限りです！戦闘シーンってどう書いたらいいのかわからず毎回更新詰まってます…。申し訳ないです！できる限り頑張って更新しますのでお待ちくださると嬉しいです！！ (2019年3月22日 1時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
みっこ - この小説気に入っていて何時も見直して更新楽しみにしています！少しずつ更新頑張って下さい！ (2019年3月21日 22時) (レス) id: f38aff3a8c (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 東條うたさん» ありがとうございます！すっごく嬉しいです！！そうですね！健康第一(？)なので無理しすぎない程度で頑張っていけたらなと思います！ (2019年3月13日 14時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年2月22日 0時
