Sugar Girl 2

短編集―カップル：嫉妬３― ページ37

片桐



片桐「っ…(なんであいつ、伊藤とキス…。)」



佐藤「あ！片桐さーん！」



ﾀﾀﾀｯ



佐藤「え…」



伊藤「どうしたんだあいつ…。」



佐藤「…ヒック、ヒック‎๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐」



伊藤「Aちゃん、落ち着いて！」



佐藤「な、んで…私、に、逃げたんですかね…嫌わ、れちゃったかな…」



伊藤「Aちゃん…今日は家に帰ろう？」



佐藤「ヒック、あい…」



次の日



伊藤「おい、片桐。」



片桐「あ？」



伊藤「なんで昨日先帰ったんだよ。」



片桐「…別にいいだろ。」



伊藤「よくねぇよ！Aちゃんはお前のせいで号泣して、今日も学校来てないんだぞ！俺がAちゃんのことが好きなのを知っておちょくってんのか！」



片桐「お前は彼女じゃないやつとキスするのか。」



伊藤「は？」



片桐「人の彼女とキスするのか。」



伊藤「何言ってんだよ」



片桐「昨日見たんだよ、お前とAがキスしてるところを！」



伊藤「は？なんの話だよ」



片桐「俺が来る前2人でくっついてただろ！」



伊藤「……？あ、もしかして…」



片桐「なんだよ。」



伊藤「お前それ勘違いしてるぞ。」



片桐「どういうことだよ。」



伊藤「お前がキスした勝手勘違いしたの、多分俺がAちゃんの頭についてたごみを取ってたんだよ。」



片桐「は…？」



伊藤「角度的にそう見えたのかも…」



片桐「…っ！(あいつに謝らなくちゃ！)」



ﾀﾀﾀｯ



伊藤「つらいなぁ…。」




‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



ピンポーン



片桐「はぁ、はぁ、はぁ…」



ｶﾞﾁｬ



佐藤「はい…。」



片桐「A…！」



佐藤「か、片桐さん…！」



ｷﾞｭｯ



佐藤「え、片桐さん？」



片桐「すまない！ほんとにすまない！」



佐藤「何がですか？急にどうしたんですか？」



片桐「俺はお前を泣かせてしまった…。目が腫れるまで…」



佐藤「だ、大丈夫ですよ！私が片桐さんに嫌なことをやったんですよね…！」



片桐「違う、俺の勘違いだ。伊藤とAがキスしてるように見えたんだ。」



佐藤「き、キス…！そんなわけないじゃないですか！私がキスしたいのは片桐さんだけです！…あっ/////今の、忘れてください…！」



片桐「…ふふ、絶対忘れねぇ。」



ﾁｭｯ



佐藤「んぇ？！」



片桐「俺もAとしかしたくない。」






短編集じゃないですね




すみません！

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