呪胎戴天-参-__�� 両面宿儺side ページ11
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目にした時から、妙だと思っていた。
あの女のガキは底知れぬ何かを持っている。
だがそいつは、それを自覚していない。
宿儺「...ここか」
明らかに雰囲気の違う扉を見つけた。
...生得領域か。
この奥に、呪霊と小娘の気配を感じる。
宿儺「ふむ、」
扉を蹴破り、その奥へと足を進めた。
暗い中を歩き続けると、広々とした場所に出る。
中は明るく、建物内をはっきりと確認することが出来た。
「つぎはぁ、 カクレンぼぅ？？？」
大きな体の呪霊は、何本もの手で積まれている瓦礫をどける。
宿儺「(小娘はあの中、か...)」
瓦礫の山は、俺の何倍もある。
時期、死んでいくのだろうな。
小娘の気配も、徐々に薄れていった。
宿儺「(見に来たのは無駄足だったか...、
！！)」
突然、瓦礫の中から凄まじい呪力量を感じた。
呪いも、それに気づいたのか動きを止める。
やはり戯言ではなかったか...!!
宿儺「(様子を見に来たのは、単なる興味だったが...面白い)」
「あそ、あ、そ、」
『...いいよ！！！』
瓦礫の下敷きになっていた此奴は、全身から血を流しながら笑った。
フラフラと立ち上がったかと思えば、呪霊の頭上に飛躍し、かかと落としを決める。
呪霊は叩きつけられるように、地面に伏せた。
宿儺「(身体能力は、小僧と同等...)」
あの怪我でここまで素早く動けるのか...
いや、違うな。
地面に倒された呪霊は雄叫びを上げ、小娘の体を掴んだ。
呪霊は小娘を握り潰そうとしているのか、小娘の体からはボキボキと音が鳴っている。
「う"ぅ"うううう」
刹那、赤い血が宙に舞った。
呪霊の手が粉砕していたのだ。
『悠仁がね、教えてくれたの』
小娘は呪霊の体を蹴って飛び上がり、空中に手を掲げた。
『きっちりお返しするコトは、大切なんだって！！
だから、"お返し"あげる！！！！』
血塗れた両腕を下ろすと、その呪霊は再び倒された。
地面は亀裂が走り、大きく穴を空けていく。
舞い上がった瓦礫は大きな塊となり、呪霊に襲いかかった。
呪胎戴天-参-__�� 両面宿儺side→←呪胎戴天-参-__�� No side
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黒猫 - 術式とか考えたり、設定がしっかりしてるこういう夢小説めっっっちゃ好みです！ありがとうございます！夢主と宿儺の関係性、こういうのを求めていた！話の途中に、感想書いてるので、もっと楽しみです！ (2023年1月7日 13時) (
レス) @page15 id: 7b714b9c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒弧(プロフ) - 悠仁くん。聞いてください。。夢主さんは、、、実にタイプです← (2022年9月30日 5時) (レス) @page50 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - 未渚美さん» 普通に笑いました。へけっ！！！ (2022年2月22日 23時) (レス) id: 4ec6e0e005 (このIDを非表示/違反報告)
未渚美 - 失礼しまーす！ へけ！・・・失礼しました。 (スミマセン(・×・)) (2022年2月22日 22時) (レス) @page41 id: d3e6f01a93 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(本垢分からんくなった！！！ぴえん！！)(プロフ) - サリトさん» もっちろんです！！！本当に助かります...!!! (2021年3月11日 6時) (レス) id: 4ec6e0e005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ x他1人 | 作成日時：2020年12月20日 14時
