また明日__�� 吉野 順平side ページ19
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暗闇で目を覚ました。
頭がガンガンと痛む。
順平「僕は、確か....」
頭に浮かぶのは、絶望した虎杖くんの顔と、右顔に置かれた冷たい真人さんの手の感触。
そして、頭が抉られそうな痛み。
順平「僕は、死んだのか...」
乾いた笑いが口からこぼれた。
なんて無様な死に方だったのだろう。
僕が馬鹿にしていた人と僕は、結局何も変わらなかった。
真人さんに認めらた気がして、浮かれていた。
心酔していた。
自分は強くなったのだと、思い込んでいた。
でも真人さんにとって、浮かれている僕はただの玩具にすぎなかった。
さぞ愉快だっただろう
信者のように縋り付き、彼の言葉に一喜一憂していた僕は。
順平「本当、変な人生だったな」
悪質ないじめを受け、唯一だった母を亡くし、呪いにあそばれ、そして最期を迎えた。
不思議と、この短い人生に悔いはなかった。
最低で最悪だったこの１７年という時間で、充分だった。
疲れてしまったんだ。
勿論悪いことばかりではなかった。
いい出会いがあった。
酔うと面倒だけど、僕を認めてくれる母さん。
日々呪いを祓う呪術師の虎杖君と、そんな彼と幼馴染で、ちょっと…
いや大分変わっているAちゃん。
虎杖君が言ってくれたように、僕も呪術師になったら、どうなっていたかな。
楽しく、生きられていたんだろうか。
まぁ、なんでもいいか。もう死んだし。
というか、死んだらこんな感じなんだ。
ただ無が広がっている。
地獄や、天国は無かったのか。
少しだけ信じていたので、ちょびっと残念。
たとえあったとしても僕は地獄行きだろうな。
はは、と苦笑して、地面に寝転び目を閉じる。
意識が沈むような感覚がした。
あぁ、終わるんだ、と理解した。
凪「あれ、順平？」
聞きなれた声に、意識を起こす。
声の方を見れば、
最後に見た瞳に何も映さない顔ではなく、
いつもと変わらない綺麗な母の顔。
凪「もうここ来ちゃったの！？」
順平「か、さん…と、え」
『順平！？！？！？』
丸い目をさらに丸くさせた、Aちゃんが立っていた。
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セツ(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませてもらっています。辻褄合わせが大変なら番外編で絡ませる方がアリだと思いますが、個人的にはどっちも推しなので救ってほしいと思いました!(伏黒パパと夏油先輩推し)更新無理のない範囲で頑張ってください😁 (1月4日 7時) (
レス) @page50 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - みんちょさん» えへ、えへへへ、、うれしいです、、、亀より遅い更新ですがこれからもちらっと覗いていただければ嬉しいです、、 (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - ももっちさん» 復帰しました！！ほんとお待たせしてしまいましたとても励みになりますありがとうございます！！ (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - Sakiさん» ようやく投稿出来ましたああああもう半年もすぎてますね大遅刻です (1月1日 3時) (レス) @page47 id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 頑張ってーーーーーー！！！！めちゃめちゃおもろいもしかして神？？信者になります。 (12月17日 14時) (レス) @page41 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2022年8月7日 18時
