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「鳩野、烏丸現着。」
「直ちにネイバーを排除します。」
『おー、働け働け。』
通信機から聞こえる
いまいち場が引き締まらない林道さんの声を合図に、私達はネイバーの排除に取り掛かった。
「京介、サポートお願い。」
「了解。」
京介が敵の目を集める銃撃を始める。
そこから生まれる僅かなすきを狙って
私は、スコーピオンを打ち込んだ。
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「おつかれ様。」
「お疲れ様です。」
うぇい、とグータッチをする。
と言っても、今回はモールモッド1体だけであったため、割と楽に終わった。
「鳩野、烏丸、任務終わりました。」
「今から本部に報告へ向かいます。」
『了解、お疲れさん。』
任務の通達を済ませ、私達は本部へ向かった。
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「よし、終わった終わった。」
トリガーを解除し
動き慣れた本体でぐうっと伸びをする。
「本部来るの久しぶりだわ。」
「俺もです。」
ちょっとした会話を続けながら
私は、自販機のボタンを押した。
「はい、奢り。」
「悪いですよ、毎回毎回。」
困り顔の京介に
いいから受け取りなさい
とペットボトルを押しつける。
「ありがとうございます。」
渋々受け取る京介。
そんな彼の姿を見て、私は満足気に頷いた。
「レイジさんも待ってます。帰りましょう。」
そう言って歩き始める京介。
「そうだね。」
くすりと笑う。
少し前を歩く京介を追いかけるように
私も歩き始めた。
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作者名：御景 | 作成日時：2018年12月31日 9時
