cat24 ページ26
「二見さーん！」
あの後、帰宅時間になって私達は解散した
そして翌日、いつもようにやってくる女子
昨日は来なかったから少し油断してた...
「はいコレ！」
『......』
差しだされた日誌
まぁ毎回の事だから別にどーってことはないけどさ...コイツ「お願いします」の一言も言えないのか...？
なんで取らないの？みたいな顔されても困るんだけど...
『はぁ...いいよ』
「さすが二見さん！」
そう言って笑顔を振る舞う彼女
これだけ笑うことができるならさぞかしモテるんでしょうね
「ありがとう」の一つも言えない奴だけど
まぁこの人が私なんかにお礼も言いたくない理由は想像つくかな...
「あっ、あとさ」
『...』
「昨日、まふくんと何してたの？」
なんとなくわかっていた。聞かれるって
彼女の声で他の女子2,3人ほど近寄ってくる
彼女達の目は真剣そのもの
たかがアレだけの事だけで何でそんなに本気になるのかが私には理解が出来ない
「あの紙はなに？放課後どこに行ってたの？」
次々と質問が飛んできた
耳を塞ぎたいほどうるさかった
いっぺんに喋られてもわからないし...
私は聖徳太子じゃないんだからさ...
「ちょっと！話聞いてるの！？さっさと答えt_______」
すると女子達は黙って目を見開いた
私は首を傾げるが何も起こらない
ホントなんなの...？
「その質問、僕が答えるよ」
いきなり私の真後ろから声が聞こえた
女みたいな高い声
散々聞かせれた覚えがある声だった
でも普段はもう少し低いはず...
そっと後ろを向けばキレイな白髪が見える
「やっほ〜」
そこにいたのは相川真冬だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 450人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ(プロフ) - アリスさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！頑張りますぅぅ！！！ (2018年8月17日 0時) (
レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - うひゃあああもっと!もっときゅんきゅんさせてくださいぃぃ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！ (2018年7月27日 12時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜*.☆(プロフ) - 待ってましたぁ！ヽ(*´∀｀)ノ (2018年7月24日 13時) (レス) id: 7ecb03095b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - なんか、気づいたら更新されてるっていう、この更新ペース好きです。 (2018年5月21日 16時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
