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「ここ、座り」
座らせてくれたそこは、
初めて連れてきてくれてた時も、
この前のお祭りの時も座った場所。
そしていつも、しげのタオルを敷いてくれる。
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「祭りん時、」
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2人で海を眺めていたら、話をし始めたしげ。
私はしげの方を向いたけど、
しげは正面を向いて、海をじっと見つめている。
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「勝手に、その…き、すしてもうて…ごめん。
ほんまに、ごめん…」
『……気にしてないよ、』
ウソ。
ほんとは、未だに覚えてるし、
思い出すだけでドキドキしてくる。
「俺…なんか、…止められへんくて。
あの、え、ーっと…んー、…」
もどかしそうに、下を向いて頭を掻いたしげ。
すると急にぱっ、と私の方を向いたと思ったら。
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「俺、Aが好き」
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ちげおかみぃ - めっちゃ面白かったです! (2018年8月10日 13時) (レス) id: 5d20a0b4b9 (このIDを非表示/違反報告)
すぴん(プロフ) - お友達も何より重岡くんが何もかも初めてな主人公ちゃんのために尽くしてて支えてあげてて…優しい気持ちになれる作品で大好きです!これからも楽しみにしています!! (2018年7月26日 20時) (レス) id: f7fd1c07dc (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - はじめまして!この作品大好きなので更新待ってます!!!!!!! (2018年7月25日 22時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぽりたん | 作成日時:2018年7月16日 15時