12 ページ13
.
そこからは、
転校初日に会った保健室の桐山先生が対応してくれて
過呼吸はなんとかおさまった。
ベッドに座り脚を横に下ろしてる状態の私の横に桐山先生が座り、
前にしげが立つ。
桐山「Aちゃんな、体弱いんよ。
ずっと病気で入院しとってな、外出るんも久しぶりらしいねん。
やから、急な運動はもちろん、走ることもまだあかんのや」
桐山先生が私の背中をさすりながら優しくしげに言う。
びっくりしたよなぁ、大丈夫やで
って言葉は、すっと心の中に落ちて行く。
「俺…なんも知らんと勝手に走らせて…」
『…大丈夫だよ、知らなかったんだもん、仕方ないよ』
「…ほんまにごめん…っ、！」
私の前に屈んで、手を握ってくれた。
『もう落ち着いたし、大丈夫だよ』
「ほんまに…ほんまにごめん…！」
『そんなに思いつめないで』
桐山「…反省は十分伝わったで、これから気をつければええんや。
今日は2人でどっか行くんやろ？
はよ行ってこい？」
「…うん」
『…行こ？しげ、』
桐山「ほれ、Aちゃんの荷物。しげ持ったれ」
桐山先生からしげへと、私の荷物が渡って
桐山先生が私を立たせてくれた。
「行こか、」
『うん、…桐山先生、ありがとうございました』
桐山「いいえ、気をつけてな〜」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 499人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちげおかみぃ - めっちゃ面白かったです！ (2018年8月10日 13時) (
レス) id: 5d20a0b4b9 (このIDを非表示/違反報告)
すぴん(プロフ) - お友達も何より重岡くんが何もかも初めてな主人公ちゃんのために尽くしてて支えてあげてて…優しい気持ちになれる作品で大好きです！これからも楽しみにしています！！ (2018年7月26日 20時) (レス) id: f7fd1c07dc (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - はじめまして！この作品大好きなので更新待ってます！！！！！！！ (2018年7月25日 22時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぽりたん
| 作成日時：2018年7月16日 15時
