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ーー6日後ーー
学校にも慣れてきた私は、
なんの支障もなく高校生活を楽しめていた。
「A！今日遊びに行かへん！？」
帰りのSTが終わった瞬間、後ろを振り向いて言ったしげ。
「また行こうや！海！」
『行きたい！行こう！』
「よっしゃ決まりや！ほな行くで！」
『わ、っ…ちょ、しげっ…』
「じゃーな柚葉！」
勢いよく引っ張られる腕に、足をなんとか付いていかせる。
柚葉「しげ！A走らせたら……！」
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『しげ…！、っ…！』
息が、苦しくなる。
『ま、っ…、…』
呼吸が、できない。
『はぁっ…はあっ…』
酸素って、どうやって吸うの？
『しげ待ってっ……止まって…、！』
辛うじて叫んだ声に、しげは反応してくれた。
「こんなんでダ、ウンか…？
………A？」
『はぁ、…はぁっ…はぁ…っ、…』
力が入らなくて、倒れかけた私を受け止めてくれたしげ。
「ちょ！A！？大丈夫か！？」
『ほ、けんしつ…っ、はぁ、…はぁっ…』
「保健室？連れてけばええんやな？」
私の僅かな頷きを見て、
しげは私の膝と背中に手を回し、抱き上げてくれた。
「走るで、…」
息が整わない私は、服の胸のあたりを掴むことしかできない。
下から見たしげの顔は、いつもの笑顔とはまるで違っていた。
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ちげおかみぃ - めっちゃ面白かったです！ (2018年8月10日 13時) (
レス) id: 5d20a0b4b9 (このIDを非表示/違反報告)
すぴん(プロフ) - お友達も何より重岡くんが何もかも初めてな主人公ちゃんのために尽くしてて支えてあげてて…優しい気持ちになれる作品で大好きです！これからも楽しみにしています！！ (2018年7月26日 20時) (レス) id: f7fd1c07dc (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - はじめまして！この作品大好きなので更新待ってます！！！！！！！ (2018年7月25日 22時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぽりたん
| 作成日時：2018年7月16日 15時
