森本刑事の恋愛日記７【完】

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つぐみ「蒼空ちゃん何歳？」

「まだ0歳だよ」

つぐみ「じゃあつぐみと7歳も違うの？」

『そうだね』

つぐみ「つぐみが20歳になったら〜…13歳？」

「そう！すごい！つぐみちゃん算数できるの？」

つぐみ「だって習ってるもん。それくらいわかるよ！」






すっかり大人っぽくなったつぐみちゃんは、少し見ない間にとてつもなく速いスピードで成長していたようで、子供の1年はこんなにも早いのかと感じた。




つぐみちゃんと3人で公園で遊んだの、懐かしいな…








「ねぇつぐみちゃん、前お兄ちゃんと公園で遊んだの、覚えてる？」

つぐみ「んー、なんとなく？」

朝顔「ママもパパも忍ちゃんも保育園のお迎えいけなくて、2人が来てくれた時あったでしょ？」





どうやら琢磨と考えていたことは同じようで、少しびっくりした私と良い答えを期待して目を輝かせる琢磨。





「地面に絵書いたりさ、かくれんぼしたりジュース飲んだりしたよね！」

つぐみ「んーー……」

『……あんま覚えてない？』

つぐみ「Aちゃんが、お兄ちゃんのことが大好きだって言ってたのは覚えてる！」

「「『！？』」」

『つ、つぐみちゃん、？……』

桑原「つぐみの悪い癖が………」

「つぐみちゃん、それ詳しく教えてもらっていいかな」

つぐみ「あのね、つぐみがお兄ちゃんのこと怖がってて、Aちゃんはお兄ちゃんこと好きなの？って聞いたら、大好きだよって。

なんで？って聞いたら、どんなとこが好きなのか教えてくれたよ！ね？」

『そ、そうだっ、け、かな〜…そんなこと言ったかな〜…』

「どこが好きって言ってた！？」

つぐみ「それは覚えてない！」




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