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光子ちゃんが、丸屋さんと沖田さんを連れてきてくれた。
沖田さんはずっと、桐谷さんの現場の温度を測定していたようで。
丸屋さんは現場の遺留品を持ってきてくれた。
そしてその中に入っていた虫を見て興奮する光子ちゃん。
安岡「朝顔先生、これかなりレアですよ！」
朝顔「え？」
安岡「顕微鏡！ピンセット！早く！」
丸屋「はい！」
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安岡「やっぱり！日本のハエじゃありません」
朝顔「どこのハエ？」
安岡「タイですね」
『じゃあ桐谷さんは、タイに関係する場所で殺害された？』
そしてそこから、桐谷の先輩であった望月という男が逮捕された。
望月は桐谷に命令することで、一連の事件を引き起こしたのだった。
田村聖奈さんを撃ったのも桑原さんではなく、桐谷であったのだ。
すべて、解決した。
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夕方になった、法医学教室。
すっきりした顔の朝顔先生が、私たちに頭を下げた。
朝顔「皆さん、本当に、ありがとうございました」
私たちも、朝顔先生にお辞儀をした。
茶子「朝顔さんも本当にお疲れ様でした。
さあ皆さん、明日からの新たなる激務に備えて、
今日はしっかり、休みましょう！！」
いぇーい！と騒ぐ皆さん。
誰もが笑顔で、昨日とは全く違う。
チーム一丸となってやり終えたこの事件。
私もその一員として貢献できたことが、すっごく嬉しかった。
この人たちに出会えて、この場所で働けて、すっごく幸せだと思った。
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作者名：なぽりたん
| 作成日時：2021年5月30日 21時
