人造少年が3人 ページ4
長い長い研究施設の廊下を゛人間゛と同じように歩く少年。
「あ、来た来た。こっち」
少年は見ていたメモ用紙から顔を上げ、前を向く。
[データ認識完了。赤葦京治さんですね]
「そう。赤葦とでも京治とでも好きに呼んでくれていいから。」
[了解しました。]
「よろしい」赤葦は大きくうなずいて少年を自身のラボへ案内する。
彼のラボは国見のラボとは違い片付いていて小綺麗だ。
帰ったらラボを掃除しよう。
少年は今日一日のプログラムにそうメモを残す。
「その様子だとシステムに問題はなさそうだね。今日はどうしたの?」
[マスターの使いで来ました。]
少年が赤葦に資料を差し出すと彼は「国見は相変わらずみたいだね」と苦笑した。
「お疲れ様、六深。」
[...ムツミ?私はマスターにAという名前をいただきましたが...私を差す新しい名前ですか?]
少年の言葉に彼は「あ、」と小さく声を溢し、次は悲しそうに笑った。
「ごめん。なんでもない。お疲れ様、A」
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辛し明太子(プロフ) - 「人造少年」と検索していただくと下の方に出ます! (2016年1月15日 23時) (レス) id: 03d4ec0989 (このIDを非表示/違反報告)
辛し明太子(プロフ) - 新しくこの作品を作り直しました!『人造少年 ―Re start― 』(http://uranai.nosv.org/u.php/novel/200070251) です!よろしくお願いします!! (2016年1月12日 23時) (レス) id: 03d4ec0989 (このIDを非表示/違反報告)
辛し明太子(プロフ) - パスワードが分からず、更新できない状態になってしまいました。更新はもうしばらくお待ちください! 1.11 辛し明太子 (2016年1月11日 14時) (レス) id: 03d4ec0989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:辛し明太子 | 作成日時:2016年1月2日 15時