観賞１８日目 ページ22
「不二君っ、好きです!
付き合って下さい!」
「ぉぉっ」
現在、校舎裏の茂みの中で周助君に
前にクラスの女子が話していた
隣のクラスの○○さんが告白しているのを
偶然見かけた。
そのまま移動すると見つかりそうだったので
急いで茂みに隠れたから、今は覗き見中。
あ、口はかなり堅いから安心してね。
....第一、話す相手すらいませんので。
にしても、○○さん綺麗だなぁ。
もしもくっついたら学校一の美男美女カップルじゃない!?
しかし、やはり周助君というべきか....
「ごめん、無理」
美女の告白を断ったぁぁぁぁっ!!
いやもう、周助君らしいんだけどね
個人的にはその理由が気になる。
やっぱしテニスかな。
「っそう、あの出来れば振った理由、教えてくれるかな?」
おっふ、本当に聞いちゃうか○○さん、まぁ期待してたけど。
「....気になっている子、いや好きな子がいるんだ」
ほぇー、好きな子
.
ふぁっ!!?
好きな子っ!!!
ええっえっぇ!!?
私がそうこうパニクっている間に周助君は話を続ける。
「その子は....何度も僕がアピールしているのに
全然気が付かなくて、こないだなんて思いっきり
無邪気ないい笑顔で勘違いした事言うし
....もはや、僕のライフをゼロにしてくるんだけど
そこが堪らなく愛しくなるんだ」
は、はぇー、誰だよそんなに周助君に想われてる奴!
何だか哀愁が段々と流れてきてるから気付いてやれよ!?
「....分かった、告白聞いてくれてありがとう、じゃあ」
あ、○○さん行っちゃった。
「盗み聞きなんていい度胸だね、Aさん」
うぉっぷ。
「気付いてらっしゃいましたか....」
「ｸｽｯ、まぁね
ところで、さっきの話を聞いてどう思った?」
「え、あー....
想われている女の子はきっと凄く幸せ何だろうなぁ
と、思った、かな?」
「そっか....」
何か微妙な雰囲気?
「ま、何はともあれ応援してるから!」
「....ふふっ、うん応援してて
君に応援してもらったら、勝算高くなるから」
アハハハッ、勝算て....腹黒いなぁ、周助君は。
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Le-ca(プロフ) - いと尊し…(///∇///)面白いし鈍感にも程がある主人公が面白す。 (2019年11月6日 18時) (
レス) id: 0ae78945e9 (このIDを非表示/違反報告)
あかい - すこすこすぎて辛い… (2019年11月2日 19時) (レス) id: d0d7644a12 (このIDを非表示/違反報告)
佐久良鏡 - ふじりんごさん» この作品を尊いと言って下さりありがとうございます!もはや作者冥利に尽きます!これからも更新頻度はなるべく保っていける様に頑張っていきたいと思います! (2019年10月25日 17時) (レス) id: 95ed02970f (このIDを非表示/違反報告)
ふじりんご(プロフ) - 何度もコメントして悪いんですが、マジしんどい。尊いですいやもう好き。ってことだけ言いたかったんです…w更新頻度も載せる話も多くて嬉しいです(´∀｀)次回も楽しみしてます。 (2019年10月25日 16時) (レス) id: 42d7d11660 (このIDを非表示/違反報告)
佐久良鏡 - ふじりんごさん» ご指摘ありがとうございます!!すぐに訂正します!あと、この作品を面白いと言って下さり、ありがとうございます! (2019年10月21日 17時) (レス) id: 95ed02970f (このIDを非表示/違反報告)
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