好きになるのに資格なんていりますか？【時透無一郎】

10.正体 ページ11

あの後も度々時透先輩や竈門先輩に勉強を教えて貰った。竈門先輩は…頭は良いが、教え方が爆裂にヘタだった…時透先輩の補足でどうにかなったけど。一緒にいるのをTw○tterで拡散されて炎上…っていうのを一番恐れていたいたけど、無くて良かった…



そんなこんなあり、テスト後…



貴「終わった…解放された…」


カ「おつかれー。テストどうだった？」


貴「今回は点数良かった！先輩とカナヲの教え方が良いせいで！」


カ「お役に立てて何よりです。あっちに順位表出てるって。行ってみる？」


貴「ぜーったいカナヲ上位じゃん。」



…



貴「おぉ…！」



さ…3位!?我ながらスゴい…



カナヲは…



貴「安定の1位ですか…」


カ「今回は簡単だったしー。」


貴「見下されてるっ…！」


カ「さて、次行こう。」


貴「次？」



…



貴「次って…二年生の順位表？」


カ「さーて…時透先輩と竈門先輩は……あった！」


貴「えっと…は!?同率1位!?しかもほぼ満点!?」


カ「えげつない先輩たちだね…」


無「あれ？どうしたの？二人揃って。」



周りから耳壊れそうなぐらい甲高い歓声が溢れる。



炭「やぁAちゃんと、カナヲちゃんかな？」



いっっっちばん会っちゃいけない先輩たちに会ってしまった…そりゃ二年生の順位表の前だからね…



カ「A…赤髪の人誰？なんで私の名前知ってんの？ｺｿｯ」


貴「えっと…この前偶然二人にあっちゃって…一緒にお昼食べたの。そのまま成り行きで仲良くなっちゃった…的な？赤髪の人は竈門炭治郎先輩ね。」


カ「あー…私が委員会でいなかったとき…」


貴「…そ。」


炭「どうして二人は二年生の順位表を？場所間違えたのか？」


貴「あー…まぁ、はい。」



『時透先輩と竈門先輩の順位見に来ました』ってそんな堂々と言えるかっ!!



カ「それより時透先輩と竈門先輩、すごい頭良いんですね。ほぼ満点って…」


無「そう？」


貴「ちなみに出身中学校は…？」


無&炭「「鳳雛(ほうすう)中学校。」」


貴&カ「「……は？」」


貴「鳳雛中って…偏差値全国トップレベルの…!?」


カ「私たちより全然頭良いとこ入ってる…！」


貴「どうりであんなに勉強が…」


炭「そんなに驚くことか？」


貴&カ「「そりゃそうでしょ!!」」


炭「おぉ…ごめんな。」


無「まぁまぁ……」



この人たち…顔良くて成績優秀とか…!?何事!?

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