【鬼滅の刃】鬼滅のみんなに愛されまくる！4

見覚えある柱 ページ10

一週間後、気合いで怪我を治した氷柱、雪城A。



まだ任務の復帰は許されてないので、蝶屋敷で時間を潰す。



貴「暇地獄が復活してやがる。」



ガチャ…と扉が開かれた音がした。



胡「何ですか…？暇地獄って？」


貴「…聞かれてた。」


胡「それより、これから緊急柱合会議らしいですよ。」


貴「うっそ、マジか。」


胡「早く行きましょう。」


貴「うっす。」


…


貴「柱合会議ってこんな頻繁にやるものだっけ。」


胡「今回は緊急です。柱の人数が不足しているのは一大事ですからね。」


甘「Aちゃん！怪我は？大丈夫？」


貴「今日も安定の可愛さですね。元気だよ〜！」


甘「良かったわぁ、また無理するんじゃないかって、心配で…」


貴「その節は大変ご迷惑をおかけしました。」



いつの間にか、柱は全員揃っていて、お館様がいらっしゃった。



館「皆、今日は集まってくれてありがとう。早速だけど、今、柱の人数が不足しているのは分かっているよね。」


貴「ええ、新しく甲から選ばれるそうですね。」


館「うん。Aは何度か会ってるよね。それじゃあ紹介するよ。おいで。」



こちらへ歩み寄ってくる人影は小さい頃から何度も見てきた光景で、さらにはここ最近、見たことのある顔が、目の中に飛び込んできた。



紘「橘紘翔です。これからよろしくお願いします。」


貴「マジかぁ…」


館「紘翔には華柱として、任について貰う。皆、仲良くしてあげてね。」


全「御意。」



…

柱合会議後。



貴「なるほどなるほど君だったか。そうかそうか。スッキリしたよ。じゃ解散！」


紘「おいおいおい待て待て待て、あっさりしすぎな。」


貴「いや、元から強ぇなーとは思ってたよ。別にそこまで驚く程じゃ…」


紘「なんか複雑。」


胡「その様子だと、仲は良い様子ですね。」



クスリと笑いながらしのぶさんが言う。



貴「まぁ昔からの付き合いなんで。」


紘「ところで、俺まだ「惡鬼滅殺」の文字刀に刻んで貰ってないんだ。」


貴「ほう？で？」


紘「お前も刀、刃こぼれとか酷いだろ。」


貴「そう…？ってマジだ。」


紘「俺、これから刀鍛冶の里へ行くんだけど、一緒に行かね？」


貴「そうするか。里へ行くだけなら任務にはならないよね。」


紘「じゃ決まりな。」


貴「あ、待ってみたらし団子買う。」



刀鍛冶の里へ行くのにみたらし団子は必須アイテムですよね。

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