境遇 ページ8
貴「炭治郎君。これどういうこと？教えてくれ。マジで。」
炭「えっと…禰豆子の血鬼術が毒を燃やして飛ばしたんだと思います。俺にもよくわからないのですが…傷は治らないのでもう動かないでください。宇髄さんも御無事で良かったです。」
貴「こんなこと有り得るんだ…血鬼術で人って助けられるんだ…」
宇「混乱するな…いやいやお前も動くなよ。死ぬぞ。」
炭「俺は鬼の頚を探します。確認するまではまだ安心できない。」
貴「そっか…」
…
貴「あの鬼…兄妹なんだよね…」
宇「あぁ。」
貴「もし…私があの日、義勇に助けられてなかったら…もし…あの時の鬼が無惨、もしくは上弦だったら…」
宇「今ここにお前は存在してねぇだろうな。」
貴「殺されているか、鬼として、人の血肉を喰らう生活か…あの二人みたいに澪と鬼になってたかな。」
きっと育ちも境遇も私たちとは違う筈。でも鬼になっていたら、その後の境遇は同じ、そして同じ末路を辿る。どうしても、二人を自分と重ねてしまう。
貴「誰かの優しさに恵まれるっていうことが、人間でいられることが、すごく幸せなんだなって思う。」
宇「俺も鬼殺隊に入ってからは、同じこと思ってる。もうあの時とは違うからな。」
貴「あーそうだよね。鬼殺隊入る前から、もうお嫁さん三人娶ってるもんね。」
宇「四人になれば幸せ倍増なんだけどなぁ。」
貴「さて、やっぱり私も炭治郎んとこ行こうかな。」
宇「ガン無視かよ。」
ま「清々しい程にスルーしたな。」
雛「お嫁に入る気はないんじゃないかしら？」
貴「んじゃ！行って来ますわ！」
小「どこへ行くって？」
宇「…お前か。」
貴「よし、気を取り直して行ってくるわ。」
小「何事も無かったかのようにするな。」
羽織を掴まれ、引き戻された。
小「で？お前らの戦果は上弦の陸を倒したと。陸ね、一番下だ、上弦の。」
ここからのネチネチ攻撃はなかなかに辛かった。
けど、天元様の一つの発言に反応せざるを得なかった。
宇「俺は引退する。さすがにもう戦えねぇよ。お館様も許してくださるだろう。」
貴「え…杏寿郎も柱抜けたっていうのに…いくら私がいて十人だったからってこれじゃあもう八人よ…？それに、毎度お馴染みの陸ノ型で…どうにでも…」
宇「絶っっ対使うな！無限列車の時どれだけ心配かけたと…」
貴「ごめん…」
宇「大丈夫だ、有望な若手がいる。伊黒の大嫌いな若手がな。」
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マナフィ(プロフ) - メロン♪さん» 段々とスランプに陥って参りまして……なかなか更新できないのですが、スランプ脱出したらちゃーんと更新します！夢小説！見に行きます行きます！コメントありがとうございます！ (2021年11月21日 10時) (
レス) id: c16e9a497f (このIDを非表示/違反報告)
メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね？ あと、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね？ (2021年11月20日 15時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
マナフィ(プロフ) - しおちゃんさん» 初めまして！！読んでいただき光栄です。愛されるっていいよね…？wやだ腐ってる？同士ぃ〜！ (2021年8月31日 7時) (レス) id: c16e9a497f (このIDを非表示/違反報告)
しおちゃん - へぇへぇ...実弥様に愛されてるぜぇ)))ﾊｧﾊｧ←気色悪し。主様！はじめますて！作品読ませていただきました！愛されるって罪だね。←タメ口やめいwちなみに私もド腐ってますwムフッ (2021年8月31日 4時) (レス) id: 00486be8b9 (このIDを非表示/違反報告)
マナフィ(プロフ) - あんずさん» ありがとぉぉぉお！！((汚い高音 ずっと遊郭編から抜け出せてないけどこれからも頑張りまぁぁす！！更新ペースが月1になっちゃってホントに申し訳ない…(-ω-;) (2021年8月12日 20時) (レス) id: c16e9a497f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マナフィ x他1人 | 作成日時：2021年2月27日 20時
