ウザイ

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ﾏﾎﾄ said



いくら2人でって言ったって動画には出さずにジンも連れていこうと思ってたし
Aもそう言うと思ったのに嫌がったから
2人で新幹線に乗る




『 見て！！ 川！！！！！』


｢川くらいいつも見てんだろｗ｣


『 いや、なんか違うｗ』



はしゃぐAを見ながらスマホの通知に気付いて見てみると


【Aの事よろしく
なんかあったら連絡ちょうだい】


〖わかってる 〗

【やっぱ何もなくても報告頼むわ
1日3枚画像付きで】


〖 きも っ まぁわかったわ。〗


【頼みまーす】






Aがウザイっていうのが分かるくらい過保護で

俺が付き合いたいって言ったら
殴られるかな、笑







＿＿＿＿＿＿＿







『 ほんとに岡崎だよ！！！！』



ﾏﾎﾄ ｢タクシー乗ってくからそっちじゃない！！｣


まほとに引っ張られながらタクシーに乗り込む



慣れたように住所を告げると

走り出すタクシー







『 岡崎っ 岡崎っ おっかざっき〜』



ﾏﾎﾄ ｢ムービー撮ったから
ザワくんに送っとく｣



『 やめて恥ずかしい』







謎にテンション高めで辿り着いた
ステッカーと落書きまみれの車がある
大きなお家





ﾏﾎﾄ ｢よし、お前インターフォン押してこい
多分驚くぞあいつｗｗ｣



カメラを構えながら楽しそうに言う





言われた通り押すと

慌ただしい足音と主に
よれよれTシャツのてつやが出てくる


ﾃﾂﾔ ｢待って待って待って待って
ちょちょちょちょ本物？！？！？！｣






昔から変わらない甲高い笑い声が
後ろから響いてきた









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