坊ちゃんと優しい執事 Yt/Kt Kt/Ym ページ38
季節感は！ない！！
もみ消して冬の影響？
涼介坊ちゃんと執事の圭人と執事長(エライ)の裕翔のお話。ちょっとだけ知念ちゃんも。
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それはある所にある広いお屋敷。
その家のひとり息子の涼介坊ちゃんと、お付きの執事の圭人はとても仲が良かった。
「けーと…ちょっとお願いがあるんだけど…」
「？何ですか、涼介さま」
来て来て！と圭人を手招きし、涼介はその耳元に口を寄せた。
「あのねっ…」
「…！」
それは、『花火大会を見に行きたい』というなんとも可愛らしいお願いだった。
涼介は過保護に育てられた。
人が大勢集まる花火大会には行ったことがなく、夜に出歩いたことさえ数えるほど。
習い事や高等な勉強に日々追われている涼介が、ましてや9歳の子供が「行ってみたい」と言うのは当たり前だった。
しかし、今日の夕方は習い事があって、その後はすぐに帰るという約束だ。
「花火大会は夜遅いですから、その時間は出歩くなと言われて…」
「むぅ…わかってるよっ…わかってますよーだっ」
圭人なら聞いてくれると思って相談したのに、他の執事と同じような返答をされて、
涼介は不機嫌そうにぷくっと頬を膨らませた。
「涼介さま…」
「ボクだって、おっきい花火見てみたいのにっ…」
あまりにシュンとしている涼介を見て、圭人は何とかしてあげたいと考えた。
しかし、過保護な涼介の両親が夜の外出を認めてはくれないだろう。
きっと相談すれば大会ごと買い取って貸し切り状態にしかねない。
涼介はそんな花火大会を望んでいるのではなく、ただ普通の花火大会に行ってみたいのだと圭人はわかっていた。
「…わかりました、圭人がなんとかします」
「ほんとっ！？」
圭人は、ぱあっと顔が明るくなった涼介にほっとしつつ、どうやって花火大会に行こう…と考えを巡らせていた。
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みつあめ(プロフ) - LEONさん» ありがとうございます！幼児化シリーズも、また書きたいなぁと思ってます(^^) (2018年4月21日 15時) (
レス) id: 9af1721976 (このIDを非表示/違反報告)
LEON(プロフ) - 幼児化シリーズがすきです。チビっこ、かわいいー。 (2018年4月19日 21時) (レス) id: d2b955669e (このIDを非表示/違反報告)
みつあめ(プロフ) - オム岡ライ貴さん» 移行完了しました！これからもどうぞよろしくお願いします(^^) (2018年2月22日 19時) (レス) id: 9af1721976 (このIDを非表示/違反報告)
オム岡ライ貴(プロフ) - ほんとですか！楽しみに待ってます！！ (2018年2月21日 16時) (レス) id: 3d51e6317d (このIDを非表示/違反報告)
みつあめ(プロフ) - オム岡ライ貴さん» まだです(>_<)今日か明日にはできると思います！もう少々お待ちください(笑) (2018年2月21日 15時) (レス) id: 9af1721976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつあめ | 作成日時：2017年10月16日 3時
