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3年では運悪くクラスが離れたものの､昼休みに会えると思うと我慢出来た｡
教室に入った途端､雅紀がこっちを見てニヤニヤしている｡
｢朝から彼女と手を繋いで登校かぁー｣
｢悔しかったら手を繋いで登校する彼女を作ってみろ｣
雅紀とは悲しい事に中高6年間､一緒のクラスだ｡
｢俺にはニノが居るもんねーだっ!｣
傍らでゲームをしているニノの肩に手を置く雅紀｡
｢相葉さんとは手を繋いで登校したくないです｣
指を忙しそうに動かしながらニノが言う｡
｢……良いもんね!いつかAちゃんより可愛い子と結婚してやる!｣
｢A以上の子は存在しないと思うなぁ｣
｢うるさいな､なで肩!ヘタレ!運動音痴!｣
｢何だよ､バカ!アホ!ビビり!｣
｢翔ちゃんだってビビりだろぉ!｣
朝の教室｡
ビビり同士が言い合う声はチャイムが鳴るまで止まらなかった｡
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智菜 - こんにちは！智菜です♪ いい作品ですねっ！ これから、更新頑張って下さい… 応援します！させてください (2013年11月14日 16時) (
レス) id: e285a08572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榛 | 作成日時：2013年11月4日 20時
