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シネマスクエア vol.１１４ [前田公輝] ページ24

全身でぶつかって
心を通じ合わせた男たちのアツき日々

HiGH&LOW THE WORST

川村壱馬×吉野北人×前田公輝×中務裕太×小森隼
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村山との戦いは、裕貴君だったから全力でいけた

前田公輝
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Goki Maeda


スケールのデカさ
友情や絆を描いた
青春群像劇は健在

─今作は、『HiGH&LOW THE MOVIE』からおよそ3年振り。久々に演じた轟洋介役は、いかがでしたか？

前田 最初は、前回どうやって演じてたのか思い出すところから始めました。初めて轟という役をいただいた時に、轟という男は僕自身とは全く掛け離れた性格だなと思ったんです。僕はお喋りが好きで話すことで自己表現をしていますが、轟は喋らずに表現する人といいますか。ただ表現の仕方こそ違いますが、物事を逆算して頭で考えるところなどリンクしている部分もあるから、以前はそういった似てる部分と似ていない部分を意識して芝居していたなって思い起こしたら、意外とすぐ役に入り込めました。あと今作では轟というキャラが誰よりも強い狐高の存在になっていたので、自分で役を作るというよりも、作品に作り上げてもらっていたっていう感じのほうが強かったかもしれないです。

─ドラマや映画など多くの作品に出演している前田さんにとって本シリーズの撮影現場はどんな印象ですか？

前田 撮影の機材が揃って、とにかくスケールが大きい。今回の現場でもアクションで360度動画カメラというのを使ったんですけど、これを使うことでよりリアルなケンカのシーンが撮れるんです。一層現実味のある画が撮れることはとても嬉しいです。物語のポイントとなる建物もCGでなくセットして組んでいますし。そんな現場はなかなかないですよ(笑)。今作の撮影でも、『HiGH&LOW』シリーズならではのスケールのデカい世界観を十分に堪能できたので、観てくださる方もきっと体感できると思います。あと物語の中で友情や仲間との絆みたいな部分が描かれていますが、そういうところもシリーズの魅力ですよね。

─THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬さんと吉野北人さんとは初共演でしたが、どんな印象を受けましたか？

前田 轟を演じた僕としては、壱馬君が演じた花岡楓士雄というキャラクターがいてくれて本当に良かったです。壱馬君も“映画で芝居をするのが2度目!?”と思うくらいに自然に演じていましたし。

＊→←＊ [Fin]

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