【小説】”普通”の高校生になるはずだった。

第4話#自己紹介1 ページ6

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入学式が終わり、1年生は教室に戻ってきた。
全員が教室に入ると、先生が話し始める。


朱｢皆お疲れ様。何も説明無かったけど何とかなったねー。実は先生心配だったんだよ、皆が式中に変な事しないか。｣


?｢…先生、さっき皆の事信じてるって言ってましたよねー？｣


朱｢おっと風さん、静かに。先生は矛盾するような事はいいません。｣


風(絶対言ったよねー。)


朱｢ふふっ。そうだ、寮に行くまで時間あるから皆の自己紹介を済ませちゃいましょう。名前、好きな事や物、もしくは教科、一言コメントを言ってください。出席番号順に教卓の前に来てね！｣


そして、自己紹介の時間が始まった。
最初に立ったのは白花色の髪と閉じた瞳が印象的な男子。


佳｢今給黎佳哉です。好きな物は…特には。これからよろしく。｣


拍手が起き、彼は戻っていく。


_次に立ったのは白髪のふたつお団子が特徴的な子。


つ｢はじめまして、白萩つぐみですわ。好きな物は…そうですね。可愛い物やキャラクター物が好きですわ！皆様、仲良くして下さいまし。｣


_次に立ったのは黄色と紫のオッドアイで、黒いリボンカチューシャを付けた子。


ル｢神影ルナよ。好きな物はつぐみさんと同じく可愛い物。これからよろしくね。｣


_次に立ったのは猫耳ヘッドホンを付けた女子。


二｢チョリース、名前は梅原ニーナ。好きな物はロリポップキャンディ、多分いっつも食べてるよー。とりま、よろしくねー！｣


全員((この人…ギャルだ…！))


_次に立ったのは桃のメッシュが入った女の子。


零｢皆さんはじめまして、天乃零那っていいます！歌を歌うことが好きで、よくカラオケに行きます。よろしくお願いします。｣


_次に立ったのは紫苑色の髪を持つ女の子。


亜｢立木亜沙花といいます。好きなことは…メイクかしら。仲良くしてくれると嬉しいわ、よろしくね。｣


_次に立つのは片目が隠れている男の子。


葡｢はじめましてー、脂楽葡萄です！2次元大好きなので、同士がいるなら仲良くして欲しいな。よろしくねー！｣


_次に立ったのは小柄で黒髪の女の子。


華｢はじめまして、篠原華倫です。好きなことは特に無いです。よろしく。｣


自己紹介はまだ続くようだ。

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