文豪から愛しい貴女へ III

君の為なら <福沢諭吉> ページ34

りんさんリクエスト

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

福沢said

「……そうか、礼を言う」

「いえ、一刻も早くAさんの元に行った方が」

「いいや、私が直接行こう」

そう言って私は椅子から立ち上がる

国木田は心配そうな表情をした後

「社長がいない間も変わらず守ります」

「ああ、任せた」

そう言って刀を手に持つ

とある組織が私の妻であるAを攫う計画を立てているそうだ

裏路地に回りある倉庫へ行く

「……此処か」

私は扉を開けて入る

「な」

声をあげようものなら武術で気絶させる

格が高そうな物に近寄り

「貴君らが私の妻を狙っている者だな」

「ひっ……銀狼」

昔の名を呼ばれる

「私はその名は捨てた。答えよ」

「そ、そうだ……真逆お前だったとはな」

そう言われて私は腰を抜かす男を見る

「……二度と近寄るな、まあ……もう遅いがな」

そう言って刀で峰打ちをする

私はそのまま男を担ぎ外に出る

「……軍警か、前回言っていた組織を捕まえた。直ぐに来てくれ」

そう言って電話を切る

これで安心だな









*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

福「リクエスト感謝する。今日は何もなかったな？良かった……いいや、何もない」

邪魔しないで <黒の時代の太宰治>→←許せない <太宰治>

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す