文豪から愛しい貴女へ II

一つ屋根の下 <条野採菊> ページ45

かきぴ〜さんリクエスト

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

条野said

インターホンを鳴らすと、何時もとは違う甘い匂いを香らせるAがドアを開けた

「条野さん！いらっしゃいです」

「ええ、今日はお邪魔しますね。よかったらこれ」

「わあ……此処のお店好きなんです！」

よく食べているのを思い出して買っていて良かった

そう思いながら上がらせてもらう

無駄のないシンプルな部屋で全く散らかってない

「条野さんが私の家に来るので少し張り切っちゃいました」

そう言ってお茶を出すA

「楽しみだったんですか？」

「はい！」

そう言ってソファーに共に座ると偶々手に当たったスカート

丈が短い

「何しましょうか」

純粋にそう言うAには悪いですけど少し期待を一瞬した

「そうですねぇ……」

そう呟いてお茶をいただく

お茶を机に置いて少し迫れば驚いたように心臓が早くなるA

「今日の服装、スカートの丈が短いですよ？」

「へ」

「誘ってるんですか？」

そう言えば首を振るA

でも心臓はもっと早くなった

「嘘言わなくてもいいですよ。今、期待しているのでしょう」

そういえばAは黙ったまま下を向いたよう

私はその顎を指で上に向かせて接吻する

「ん……」

「……偶には、いつもと違う事をしましょうか」

そう言えばAは頰を赤くしながら頷いた









*･゜ﾟ･*:.｡..･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡

条「リクエストありがとうございました。また、家に招いてもらえると嬉しいですね」

バイオハザード <芥川龍之介>→←欲しいものは<太宰治&芥川龍之介>

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す