文豪から愛しい貴女へ II

偶には彼女らしく <ゴーゴリ> ページ30

ユキさんリクエスト

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自分は何方というと男っぽいと思う

「ゴーゴリ、今夜空いてるか？」

「うん？空いてるよ〜如何したの？」

「いや、僕の家に来て欲しい」

「え、Aちゃんの家……？」

「ああ、今夜七時に」

そう言って僕は早めにドストエフスキー様に言って家に帰る

今日はゴーゴリの誕生日

故に、誕生日祝宴を開く

ドストエフスキー様に出席するか聞いたところ

「僕が言ってたら彼は悲しんでしまいそうなので遠慮します。それと、貴女も女性なのですから気をつけた方がいいですよ？」

と言われた

ドストエフスキー様が来たら結構

準備も終わり七時になった途端

「ハッハッハー！此処でクイズ！私は今何処から入ってきたでしょう！ヒントは_____」

「異能でしょ」

「あはは……正解」

そう言ってふざけた口調をやめて彼は椅子に座る

「で……これは」

「お誕生日おめでとう。祝いたかったから」

そう言って料理を出すと嬉しそう目を輝かせるゴーゴリ

「気に入ったか？」

「うん、ありがとう。僕の為に」

そう言って笑う彼

「それとこれプレゼント」

そう言ってプレゼントを渡すと

「マフラー……」

「うん、お揃いなんだ。……いや、だったかな」

そういえば首を振って僕の頰にキスをする

「そんな事ないさ、君から貰えるなんて……それに誕生日なんて忘れてた」

「だろうと思ったよ。おめでとう」

「ありがとう、今夜は楽しませてもらうね」

そう言って僕とゴーゴリで二人きりの誕生日祝宴をした









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ゴ「リクエストありがとう！誕生日を祝ってもらいなんて嬉しいな〜リクエスト、またしてね〜」

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