文豪から愛しい貴女へ II

大きな猫ちゃん <中島敦> ページ21

ウミソラさんリクエスト

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もふもふ……

「敦くん最高だよ〜」

「ぐるるるる……(そうですか？)」

「君達社で何してんの」

あの太宰さんにつっこまれてしまったが無視！

敦くんとジャンケンをして勝った方が負けた方に命令する遊戯をした

そして敦くんに虎になってもらいました〜

「絶対に来ないでください太宰さん」

「そう言われたら行きたくな______」

「がるるるる(あの、Aさんが怒ってしまいます)」

「え、怒られた？」

「がるう(違います！)」

「可愛い〜」

「……なんだこの状況は、渾沌としてる」

「国木田さん！もふもふですよ〜癒しですよ〜」

そう言って私はなんとなく猫じゃらしを出してみる

「がるうぐるる(まさかとは思いますけど、遊べと？)」

「あ、喜んでる〜」

「がるうう(喜んでないです！けど……)」

「ほら〜遊ばないの？」

「がる(Aさんが折角持ってきてくれたんだ。やらないと！)」

あ、食いついた〜

「あ、ねぇねぇ私もしたい」

「触らないで、太宰さん」

「……こういう時、なんだか損だよねぇ」

「なら仕事をしろ」

「もふもふしている国木田くんにだけは言われたくない」

そう言いながら太宰さんが机に行く

「よし！次は……」

「も、もう終わりです！」

そう言って敦くんが元に戻る

「あー、残念」

「……楽しめましたか？」

「うん。またもふもふさせてね？」

「……か、考えておきます」

そう言って敦くんは少し苦笑していた









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敦「リクエストありがとうございました！今度は僕がじゃんけんに勝ちますよ！」

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