94《KH》 ページ46
空でも眺めとけって…(笑)
まあ、確かにそれ、少しいいかもって思えるヌナの部屋。
ツラツラ言いたいこと言って
本音なんだろうけど
『もぉ私は関係ない人間だし何もしてあげられないから』
そのフレーズがさっきからオレの中でクローズアップされたままで
地味に凹んで現実なんだなって…
関係ないって言われてしまうことが
こんなにもマイナス要素なんだって
改めて感じましたよ…Aちゃん(笑)
ピって指紋認証してから
「や、返事はいらない。とにかくカギ、、カギ」
って鍵を探すヌナの手を掴んだ。
「遅れるよ、時間」
時計に目をやって。あ、って顔。
「行くよ、送るから」
手を引くと歩き出してくれる。
何も言わず…。
ヌナって昔からそう。
強引に行くと何も言わず
探ってくれる。
オレがどうしたいのかって
聞いてくれれば答えるのに
聞かないで探る
今もたぶんそう。
ヌナが大好きなオレの手の中で
きゅ、ってした手が必死に探ってる
助手席を開けると驚きながらも
昨日のオレの行動を探り当てて
たぶんタクシーでって思ってただろうから
しかもこれヘソニひょんの車だから
ひょんも知ってることもわかったよね
車を発信させると大きなため息を吐き出す。
それが、すべてに理解したってこと。
「どうして疲れてるのに自分で運転してくるのよ。なにか、あったらどーするの…。」
「節約…(笑)こんな田舎タクシーできたらいくらかかんだよ」
「そこまででもないでしょ。稼いでるくせに」
「誰かさんに投資したからスッカラカン♪」
「ん、日本限定カラーとか空輸とか思いのほか高くついたよね…ごめんね」
「そーよそーよ、チャンミンくんにまで頭下げちゃったしねぇ〜くぅ〜屈辱的」
「チャンミンにもお礼言わないと」
「オレが言ったからいいよ」
「そうはいかないよ。」
「…じゃ今度」
「ん。それに久し振りにチャンミンにも会いたいしね」
「それは絶対オレも一緒のときにね」
「…ん、(笑)」
ん、って笑うその顔は、
少しだけ呆れてる？
でも言ったよね？
もーオレ以外はって…。
HugもKissもダメって…(笑)
ってことはそーゆーことなんだよ？
わかってる？
オレが知らないところでの色々はダメ
しゃべるのも電話も
久し振りだろうとなんだろうと
オレいないのに会うなんてもってのほか。
でもその呆れ気味に笑うその顔すら愛しくてたまらないんだよ？
・
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myu(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんども(^^)ね、あらら(笑)でもそこはヌナ！ではないかと(笑)んー？めんどくさい希望？( *´艸｀)お顔見せてくれてありがとぉ〜(*´∀｀) (2017年11月9日 20時) (
レス) id: b3d79b38ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あらら。全員ってことはあーんなお兄さんやこーんなお兄さんもってことね。めんどくさいことにならなきゃいいけど(笑) (2017年11月9日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：myu
| 作成日時：2017年9月14日 23時
