69《KH》 ページ21
ワンコールで聞こえた柔かないつもの声。
【キュヒョナぁ…】
【どうしたんですかドンへヒョン。いまどこですか？】
【ん、空港着いた】
【ユノひょんも一緒ですか？】
【ヒョンはもう帰った】
【は？】
【なんか寄るところあるってタクシーでね。彼女？かな…ふふ】
ふわって、微笑むドンへヒョンが浮かぶ…。
で？ヒョンは何してる？
【ヒョン？】
【ん、ユノひょんみたいにオレも行こうと思って、】
【マネどうしたんですか】
どこへなんて聞かない。
聞きたくないから…
ユノひょんは間違いなく彼女さんだけど
ヒョンは違うから
でしょ？
【いるよ】
【だったらマネと早く帰ればいいでしょ、】
【電話でないんだよ…】
ほらね…。
最後に小さく聞こえた
ヌナって。
【電話でないんだよキュヒョナぁ】
【出たらどうするつもりなんですか】
【会いに行こうかなって、】
【行こうかなってユノひょんとヒョンは違うでしょ】
我ながら…。
呆れる。
【ま、うん。いまはね】
いまはね、か。
【ドラマ決まったんでしょ】
【うん】
【共演よかったですね。】
【うん、ありがとキュヒョナ】
やっぱりドンへヒョンはドンへヒョンで
後ろめたさと罪悪感がオレのなかに広がる。
でも、
【疲れてるんだし宿舎帰って休めばいいのに】
【ん、でもさ、キュヒョナ】
【はい】
【オマエ、いいって言ったじゃん…。】
…………。
リョウガ…
オマエの言うとおりだ
やっぱりバカだねオレ。
チャンミン。
………。
ふたりがなんとも言えない表情でオレを見つめてる。
チャンミンの手がそっと延びてスマホをよこせって言うけど…。
その手をリョウクが止めた。
いつもは手厳しいくせに
こんなときはオレを甘やかすチャンミン
と、
いつもはなんだかんだオレにはsweetなのに
こんなときだからこそ突き放すリョウク
ありがたいよ。
うん。
ほんとにそう思うよ。。。
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myu(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんども(^^)ね、あらら(笑)でもそこはヌナ！ではないかと(笑)んー？めんどくさい希望？( *´艸｀)お顔見せてくれてありがとぉ〜(*´∀｀) (2017年11月9日 20時) (
レス) id: b3d79b38ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あらら。全員ってことはあーんなお兄さんやこーんなお兄さんもってことね。めんどくさいことにならなきゃいいけど(笑) (2017年11月9日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：myu
| 作成日時：2017年9月14日 23時
