300《KH》 ページ8
ヌナの手を引いて
オレの左手の中にはヌナの手。
オレの右手にはサロンの鍵。
鍵を開けて「どうぞ」って。
「・・・・・」黙って中に入るヌナの腰に手を当て・・・(笑)
ちょっとニヤけてねーか？
今からこんなんで大丈夫かオレ(笑)
「照明ココだけでいいよね？」
「ん。」
「どうぞ」
オレの顔を見ながら静かに座ったヌナの足に、、布？を掛ける。
いつもオレもそうしてもらうから、その通りに
ｸｽって小さく笑ったヌナはスルーして・・・(笑)
シャンプー用のケープをループから取り
へ〜こんなのなんだぁ、って思いながら
「苦しくないですか？」って(笑)
ヌナがいつも言うそれがオレは好きで・・・(笑)
「はい」
って声を聞きながらヌナの首元での作業はなんか、、、、なんか、、ハズい////
ちょっとヌナを見ると笑うから
背中に手を置いて
「倒しますよ」って早口になった。
「ゆっくりどうぞ」って言ったらヌナが遠慮がちに倒れてくる。
やっぱり・・・・
なんか、、、、、、
いい!!!
すごくすごくいい!!!
ヌナの身体にそっと触れながら任されてる感、最高かよ！
オレが恥ずかしいからタオルで顔を隠すとまたｸｽって笑われた。
「わかったでしょ。私の気持ち」
「ふ(笑)、キスされてもいぃなら 「ああああ、、いい。わかった」
また静かになった(笑)
何もかもが見よう見まね。
ヒョン達がしてもらうのヤキモキしながら見てたからね
あとは感じたまま(笑)
「あれ、、、」
「ん？」
「なんかウマい。キュヒョナ上手・・・」
「そ？」
「うん、、、気持ちいいﾖ・・・」
「ちから加減は？」
「うん最高(笑)」
色んな奴らに触られた分だけガシガシ洗ってやるなんて思ってたけど
なんかこう・・・・
手の中にスッポリこんな風にAの頭を包み込むことなんてないから
なんか、、、変な気分・・・・・
になってくる(笑)
そしたら「邪念は捨ててくださーい」って。
気付いたか(笑)
「本当にすっごく上手・・・キモチぃ、、、」
「・・・・・よかった(笑)お湯熱くないですか？」
「はい。大丈夫です。ね、本当に美容師役できるね。」
「そ？」
「うん出来るよ」
「じゃ、そん時はA監修ね」
「いらないよ、これなら(笑)」
「やれよ(笑)」
髪を乾かしていると、目を閉じニコニコしてるからオレまでニコニコ。
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作者名：myu
| 作者ホームページ：https://myu6002mic.exblog.jp/
作成日時：2019年10月26日 17時
